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#176 バンド論53|奥田民生

ユニコーンについては書きましたが、民生については書いてませんでしたね。
てなわけでエレカシ〜ウルフルズと日本のロックシーンについて書いている以上、永遠のロック番長の奥田民生を避けては通れないでしょう。


民生を知ったのは割と自然に、息子とかその辺からだったと記憶してます。
当時はキムタク張りのロン毛で、この人はどういう人なんだろうと思っていたものでした。
で、色々と姉の影響で昔のロックを知り、ユニコーンも知り、ユニコーンのボーカルだったのねということで遡って聞いたりしてましたね。
アルバムも「29」「30」「FAILBOX」は持ってました。

ユニコーン時代から繋がる脱力感、にも関わらずテクニカルでメロディアス。
適当にやってそうでこれは本当に凄い。
あとは何気に声量が凄い。本当に才能の塊です。



10位 息子

僕が奥田民生を初めて認識したのは「愛のために」でしたが、TVで歌っている民生を初めて見たのはこの曲でした。
番組は何か忘れましたが(HEY!HEY!HEY!だった模様)、この曲をアコギ一本で弾き語りで歌っていて、すごく印象に残りましたね。
昔はそこまで思いませんでしたが、子供が生まれてこの曲を聴いたら沁みますね。

よく20代でこんな曲書けたなと思うくらい、渋く、深い曲です。


9位 ヘヘヘイ

これはファンク調の曲ですね。
大学時代の友人、ロビンがこの曲を好きでよく歌っていましたが、とにかくゴキゲンな曲です。
いい感じで力が抜けたかっこいい曲です。


8位 無限の風

これも渋いですね、大人の民生の曲です。
「荒野の上に立って」のところが好きですね。


7位 MADONNA de R.

ユニコーンにハマってから民生を遡るように聴いたんですが、29は正直暗い曲が多くそこまで好みではなかったんです。
そしてその後に聞いた「30」は、この曲とかユニコーン時代に通じるゴキゲンな曲があって好きでしたね。
この曲はとにかくベースラインがかっこいいです。そしてメロディも秀逸。
タイトルの付け方も秀逸ですね。


6位 厳しいので有る


そしてこれは「30」のラストナンバーです。
この曲は全然ゴキゲンな曲ではなく、しっとり聞かせる曲なんですが、とにかくピアノが美しい綺麗な曲ですね。


5位 野ばら

これは中1か中2だったかな。
この頃はユニコーンを遡って聞いており、リアルタイムで民生を追いかけており、この「野ばら」が収録されているミニアルバム「Failbox」も描いましたが、その作品のリードトラックもこの曲でした。
シンプルで短いフォーク調の曲ですが、なかなかメロウで刺さります。
当時聞いてた思い出補正もありますが、今聞いても普通にいい曲ですね。
そして謎にGLAYがこの曲をカバーしてましたね笑


4位 海へと

これはPUFFYへの提供曲なんですけど、民生も結構ライブで歌っているんですね(ライブアルバムには収録されてますね)
で、それがクソかっこいいので4位にランクインです。
メロディが素晴らしい秀作ですが、やはり何がすごいってこういう曲を平気でプロデュースに使うところですね。


3位 花になる

これはすごい好きです。
確か大学に入ってた時とかそれくらいだったと記憶してます。確かvodafoneか何かのCMの曲でしたが、民生ワールド全開で染みましたね。
この曲はどこがサビか分からないくらい全箇所コンスタントに良いんですけど、個人的には「汗を拭いて」のところが一番好きですね。


2位 愛のために

これは懐かしいですね。
この曲はCDバブルの94年にリリースされた民生のデビューシングルで、確か100万枚以上売れて皮肉にもユニコーン時代を含めても一番売れた曲、と記憶しています(確か)

ユニコーン時代から引き続き、世のサラリーマンの悲壮・悲哀を歌にしているんですが、立ち位置が一歩引いた傍観者というか、第三者なんですね。

今聞いても普通に良い曲です。


1位 イージュー・ライダー

1位はやはりこれでしょう。
民生といえばこの曲、この曲といえば民生です。
中1の夏にリリースされて買いましたね(確か700円だった)
時系列覚えてないですが、この辺りからユニコーンも聞くようになってますね、確か。

イージューとは業界用語で30歳を指すそうですが、それと映画のイージー・ライダーを掛けた、色々混じってる曲です。

とにかく歌詞もメロディも本当に素晴らしい。

僕らの自由を 僕らの青春を 
大袈裟にいうのならば きっとそういうことななんだろう

僕らは自由を 僕らは青春を気持ちの良い汗を 決して枯れない涙を

歌詞の「の」と「は」とかを微妙に変えてくるところがいいですね。

そしてやっぱりメロディもすごくいい。
この時期はPUFFYのプロデュースを始めたのもあり、ノリに乗っていたんでしょう。

そしてこの曲を30歳で作ったというのも今考えても本当に凄い。
天才です。


以上、そんな感じで民生についても語ってみました!

エレカシ、ウルフルズと来て、中学〜高校で聞いていた日本のロックに関しては一旦区切りをつけて、次はミクスチャーあたりにに移行します。
と言いつつモー娘。とか書くかも知れませんが、その辺は場面で!

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