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#518 アプリ論13|YouTube

アプリ論は意外にも「灯台下暗し」的な感じで、色々なアプリを紹介するのを忘れてしまっておりましたが、やはりYouTubeは本当に衝撃でした。

恐らく、僕のiPhoneで最も使用時間が多いのはブッチギリでYouTubeだと思います。
僕はスマホではほとんど見ないのですが、娘たちがいつも土日祝は充電が切れるまでスマホを見続けるので…笑


YouTubeの誕生

歴史的には2005年との事ですが、僕がその存在を知ったのは23歳、社会人1年目の頃でしたので、その翌年でしょう。
この体験がセンセーショナルだったのでまだ覚えています。

当時、社会人1年目の土日って結構1人で過ごすことが多かったんです。
と言うのもこの時期働いていた仕事が相当デスだったので、土日はひたすらのんびりしたいという思いから遠出とかする余裕もなく、土曜は昼くらいまで寝て、ダラダラ過ごして、夜になって、そして日曜日になって「もう明日は仕事だ…」と絶望を覚え、サザエさんを見て発狂し、気づけば0時を過ぎて仕事…という感じの、ありがちな社会人1年目を過ごしてたんです笑

そんなアンニュイな日々で出会ったYouTube。
当時はクソほどハマりましたし、ずっと昔好きだったバンドのPV見たり、これまで見たことがなかったバンドのPVみたり、見たことないライブ動画見たり…あっという間に時間が過ぎ、「やべー土日終わっちゃう!!」という感じでしたね。

それから15年くらい経ちますが、未だに見まくってますね、
多分永遠に見続けるでしょう。


YouTubeの魅力

1. UI/UXが鬼

やはりこれに尽きると思います。

全てのアプリはYouTubeから還元を受けている気すらしてしまいますが、とにかくUIは分かりやすいし、UXとしては使いやすく、非常に優れています

それを示す1つの証左として、3歳くらいの我が娘もスマホを見て、文字も読めないのに気づけばサクサク使いこなしてましたので、誰が見ても分かりやすいユニバーサルデザインだったとも言えるでしょう。
PC、スマホ共に非常に見やすく、使いやすいですね。


2. 誰でも動画をアップロードできるルール

その分「著作権」「肖像権」をめぐって、レコード会社などの権利団体との終わらないエンドレス・ウォーというか、いたちごっこの争いが続いてしまっておりますが…

それでも世界中の個人が動画を同一のプラットフォームで配信できるというのは、やはり未だかつてないサービスでしたし、本当に凄いと思ってしまいましたね。
こうした機能があり、YouTuberという概念も生まれました。

広告収入とビジネスモデルも夢があり、非常に良かったですね。


3. 必要な除法提供に伴う、可能性や効率の提供

やっぱり、このように動画を作り、提供することができるようになり、あらゆる知恵が集まり、可能性や効率化を実現したと思います。

僕だとベースの耳コピとかをよくやってましたが、YouTubeを知ってからは完全にYouTubeで誰かが弾いているベースコピーを参考にして弾いたりで、これまでにかけていた時間を半分くらいに削減する事ができたんですが、この辺は「勉強」「運動」「ビジネス」など、ありとあらゆるシーンでも起きていますよね。

誰もがこれをできるようになったのって、結構すごいと思いませんか?
改めて情報の魅力を感じますね。


YouTube誕生で失ったもの

1. コンテンツにお金を払う概念

これは大分業界を揺るがす事件だったと思います。
特に音楽業界を浮かべてしまいますが、自分が中学・高校時代にYouTubeを知っていたら、今とは違うものの考え方をする人間になっていたでしょう。

特に音楽とか「とりあえず買ってみる」という感覚でしたが、「とりあえずYouTubeで聞いてみる」になるし、恐らくほとんどの確率で「YouTUbeで聞ければいいや」になっちゃいますよね。現に自分がそう思ってますし。

なんとなくですが、音楽への深みなどは、購入する方が強く芽生えるような感覚がありますので、学生時代にYouTubeと出会ってしまっていたら、多分僕はここまで音楽が好きになってなかったと思います。


2. 自分で学ぶ姿勢

前述の魅力の3で触れた内容と相反しますが、やっぱり「苦労」が無くなった分、失敗したりすることがなくなり、割と簡単に成功の方程式が見つかってしまう以上、実力が付きにくくなったのでは?と思います。

耳コピの例になってしまいますが、やっぱ昔は耳コピしまくってできるようになったんで、それをいきなり省略しちゃうと自分の力にならないですもんね?
便利で、効率的ではありますが、それが実力向上には結びつかないんじゃないかなと言うことですね。


3. 暇つぶしをする方法

YouTubeは結構マジで永遠に見れてしまうので、依存が強まってしまいます。故に、YouTubeが無い時代の暇つぶしで、僕らは本を読んだり、文章を書いたり、音楽を聴いたり、楽器を聞いたり、体を動かしたりをしていましたが・・・それらの割合は「動画を見る」という暇つぶしの内容に劣る気します。
マジでYouTubeは麻薬ですよね。


まとめ

とは言え、鬼のように便利なツールですし、YouTubeの登場で世界は確実に一歩進んだと言えるでしょう。
テキストより、写真(画像)より、やはり動画はコンテンツとして優れていますからね。

これまで累計で見た時間とか換算したらエグイことになりそうですし、これから見る時間も考えたら相当エぐそうではありますが…見てしまうでしょうね…

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