#615 採用論22|「いなば食品」の新卒採用に関して
新社会人も今週で社会人生活2週間目を迎え、少しずつ仕事に慣れてきた今日この頃・・・とんでもないエグいニュースが飛び込んできました。
記事からとんでもないビッグワードを拾う事ができます。
凄いですよね笑
むしろ辞退せずに入社したこの2名はこの状況下において残ろうと思ったのかを聞いてみたいです笑
いなば食品とは?
いなば食品は静岡県静岡市清水区由比に本社を構える食品メーカーで、缶詰、レトルト食品、ペットフード等を製造しており、資本金は1億3千万円、売上高は昨年は1,350億円、従業員数2,800名(2022年3月のデータ)という非上場ながらかなりのマンモス企業です。
とくに有名なのはツナ缶ですね。
僕はマヨネーズが食べられないので、マヨとお供であるツナを人生で食べる機会がそんなに無かったのですが、ツナ缶と言えばいなば食品という位、クソ有名だったようです(僕は食べないので知らなかったですが…)
あとはタイカレーも有名ですし、「あ、これもそうだったんだ」系が多いですね。
そんな感じの大手企業だけに・・・犯してしまった罪は大きいですね。
いなば食品の採用で超えてはならないライン
1.雇用契約が違う
「個人寮には入れる予定だったのに、一軒家で集団生活」
「新築の寮と聞いていたのに、ボロボロの寮」
「給与が聞いていた額と3万円位違う」
目も当てられないような、スーパーブラックエピソードが頻出しておりますが、そもそも雇用契約書とか結んでいなかったようですね。
とにかく1発アウトですね。
2. 権力者の職権乱用
社長夫人で取締役の稲葉優子会長がガンのようですが、この人なかなか凄いです。
休日だろうが呼び出して子供の世話をさせたりするという権力者っぷり。
ビッグモーターしかり、家族経営はなかなか腐りやすいんでしょう。
ちなみに今思い出しましたが、僕が新卒で入社した会社も似たような事をやっていて、ある日「会長の引っ越しを手伝ってくれ」と3週間後の平日の予定をまるまる抑えられるクソブッキングをされたことがありました笑
で、もうこの頃には辞めようと思っていたので、「辞めるので嫌です」みたいな話をしたら、僕の代わりに中途の先輩社員がその引っ越し手伝いをやらされ、これはおかしいと思ってその人も退職してました笑
こういう職権乱用はダメですね。
3. 未だに悪びれていない姿勢
ホームページに報道に対するお詫び(?)が載っていましたが、何についてってっいるかが謎の謝罪でした。
「心配かけてゴメンな!」って言ってますが、誰に対して何を謝っているか不明です。
まとめ
とにかくコンプライアンスも無く、自浄作用もなく、最低の会社ですね笑
ただもうここまで社会的信用を落としてしまった以上、今後新卒学生を今までのように採用するのは難しい気がしますが・・・どうなんでしょう?
それでも地元静岡で働きたい人もいるでしょうし、待遇(というか給料)が良かったらそれでも人は集まりそうですが・・・・
そして何が辛いって、ここに入社を決意したけど内定辞退をした学生たちは、貴重な新卒1社目というカードを使ってしまったんですね。
時間はもう戻せないですし、「1社目にいなば食品を志望したダメ学生」みたいな悲しいレッテルも貼られてしまうのです。これは辛いですよ。
なのでここでホワイトナイト的な感じで食品メーカーなどが、「いなば食品を内定辞退した方を新卒扱いで募集」などやれば、企業ブランディングも向上し、学生たちも救われ、一石二鳥だと思うので・・・
是非手を挙げて欲しい限りですね。
それにしてもこんな古風の会社がまだあったと思うと悲しくなります。
これを機に膿を出し切って、再建して欲しい限りですね。
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