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#539 バンド論104|尾崎 豊

本日は日本を代表するシンガーソングライター、尾崎豊を紹介しましょう。


尾崎豊とは?

1983年、高校在学中にシングル「15の夜」、アルバム「十七歳の地図」でデビューし、同世代の若者たちからカリスマ的支持を得て、尾崎は社会現象にもなりました。
しかしその後、20歳を迎えた尾崎は方向性を見失い、苦悩し、覚醒剤に手を出し、自殺未遂なども行い…
そして26歳の春に覚醒剤の過剰摂取による肺水腫により他界、あまりにも早い死、早い別れとなりました。

しかしながら亡くなっても、その影響力は強く、今なお伝説として語り継がれています。


尾崎豊との出会い

元々何曲か知っていましたが、ちゃんと聞いたのは15歳の頃でした。
忘れましたが中3の頃の授業で、尾崎のドキュメントを見たんです。そこで行き様とかメッセージを見て、「あ、カッコいいな…」と思っていた中で、このドキュメントに触発されて、この時期にリリースされていたベスト「愛すべきものすべてに」を友人Yが買い、それを借りて、僕もガッツリハマりましたね。

そこから高校、大学、社会人と色々なカテゴリの中で、常に一定の尾崎フリークはいたので、色々盛り上がったりしていましたね。


尾崎豊の聞いて欲しい曲BEST10

10位 路上のルール(RULES ON THE STREET)

普通にカッコいいロック調の曲ですね。
ニューヨークで尾崎が感じた人種差別や経済格差などを歌っているようなメッセージ性のある曲で、大人の尾崎の魅力が溢れる曲ですね。


9位 愛の消えた町(LOVELESS TOWN)

18歳でリリースしたと思えない…ヘヴィーな歌詞の曲ですね。
サビのメロディがカッコよく、印象に残る曲です。


8位 Forget me not

とてもきれいな曲ですね。
優しい冒頭で始まり、Aメロ~Bメロ~サビの流れがスムーズで、とても染みるメロウな曲です。
僕の人生では定期的にこの曲を最も尾崎のフェイバリットとして挙げる人は多く、カラオケでこの曲を熱唱する人は多かったです。


7位 十七歳の地図(Seventeen's Map)

尾崎で一番ロックンロールな曲はこれですね。
まさに十代の初期衝動がほとばしる、青春の代名詞的ソングですね。
ライブでもさぞ盛り上がる攻撃的なナンバーだったことでしょう。
ミスチルとかもこの曲の影響を受けたじゃないかなと感ってに思ってます(虹の彼方にのイントロとか)


6位 僕が僕であるために(MY SONG)

この曲もいいですねえ。
確かSMAPがこの曲と同名のドラマに出ていて、エンディングでこの曲が使われていて「…いい曲だな」と思った記憶があります。
Aメロ~Bメロと徐々に盛り上がり、そしてサビで爆発!
みんなそうだと思いますが「ああ、僕は街に飲まれて」の所が最高に好きです。
リアルタイムでこの曲を聞いたら、マジでハマるでしょうね。


5位 15の夜(THE NIGHT)

そしてこの曲も大好きですね。
この曲を15歳とか、中3でリアルタイムで聞いていたらヤバいですよね。鬼のようにリスペクト受けるでしょう。
僕が初めて尾崎を、この曲を聞いたのは確か15歳の頃でした。当時は教科書には落書きしてましたが、煙草も吸ってないし、バイクも盗んでいない平均的な中学生の僕でも、大分この曲は刺さりましたね。
昔僕もこの曲に触発され「14の夜」という曲を作った記憶があります笑


4位 ALL MY LITTLE GIRL

この曲も素晴らしい曲ですね。
優しくて、切なくて、とにかく心に残る曲です。
そしてこの曲は、何といっても「この世の果て」の主題歌として有名でしょう。
とにかく虚勢をはるけど本当は弱い主人公まりあは、高村にとって「小さな少女」だったのかも知れませんし、とにかくドラマと主題歌の相乗効果がエグい、最高のタイアップでした。
そしてこの曲に触発され「OH MY TENGA」という曲を作った記憶もあります笑


3位 卒業(Graduation)

そしてこれですね…
まさに15歳、中学校を卒業しようとしていたその時、この曲は結構シンクロした記憶があります。
まぁ僕は行儀もそこまで悪くなかったし、夜の校舎窓ガラス壊したりもしなかったですが、それでも感じるものはありましたね。名曲です。


2位 シェリー

この曲も凄い好きですね。
この曲は当時聞いていたベストに何故か収録されておらず、ちょっと遅めに聞いたんですが、とにかく最高にカッコいい曲ですよね。

シェリー いつになれば俺は這い上がれるだろう?
シェリー どこに行けば俺はたどり着けるだろう?
シェリー 俺は歌う 愛すべきものすべてに

この歌詞だけでこの曲は泣ける。
最高の曲ですね。


1位 I LOVE YOU

そして何といってもこの曲でしょう。
この曲以上に泣けるラブソングはこの世に存在しないですね。
もう、他のアーティストが「I LOVE YOU」というタイトルを付けられない位、圧倒的にずば抜けた曲ですね(ミスチルはAndをつけたりでした)

とにかくイントロのピアノの時点で完璧なんですけど、冒頭の優しい「ァイ、ラービュー」の入り。
そして「何もかも許された恋じゃないから」のあたりで盛り上がり、「きしむベッド」あたりは優しいメロディで、最後は裏声で泣かせるという完璧な構成。やっぱ歌詞がいいですね。

そしてこの曲と言えば北の国から87初恋でしょう。
トラックの中でこの曲が流れるシーンはマジで泣けますし、ドラマと曲の相乗効果がマジで素晴らしい
令和の今だったらこんな芸当はできないですよね…


まとめ

そんな感じで尾崎豊でした。
ガガガSPとかにディスられてたりもしますが、これは好きの裏返しですね。
とにかく世代を超えて愛される偉大なアーティスト、今聞いても本当にカッコいいし、染みます。

これからも残っていくんでしょうね…


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