マガジンのカバー画像

アルバム論

61
名盤をご紹介
運営しているクリエイター

#ユニコーン

#684 アルバム論41|SPRINGMAN / UNICORN(1993)

これまで6作紹介したユニコーンのアルバムも今回で最後です。 再結成後にリリースされた「シャンブル」も持っていたので書けるのですが・・・ちょっと熱が冷めた感も正直あったので、一旦はこれで終了としますが、気が向いたら書くかもしれません。 そんな感じで結果として、前作「ヒゲとボイン」から1年半ぶりにリリースされたこのアルバムがラストアルバムになるんですけど、かなりボリューミーでウィットに富んでおり、最後の最後までカッコいいバンドでした。 今振り返ると活動期間は短かったのですが本

#674 アルバム論40|ヒゲとボイン / UNICORN(1991)

1990年にケダモノの嵐で名実ともにNo.1に輝いたユニコーンですが、今考えても本当に凄いと思うんですけど、87年のBOOMから、88年のPANIC ATTACK、89年の服部と、毎年1枚アルバムをリリースしており、90年に至っては3枚リリースし、そしてこの年1991年にも7枚目のオリジナルアルバム「ヒゲとボイン」をリリースしました。 一度聴いたら忘れないこのアルバム名は、元々小島功先生の漫画「ヒゲとボイン」から拝借した感じですね。 「ヒゲとボイン」リリース時のユニコーン

#664 アルバム論39|おどる亀ヤプシ+ハヴァナイスデー / UNICORN(1990)

前回のアルバム論で、ユニコーンの最高傑作とも言われた「ケダモノの嵐」を紹介させて頂きましたが、今回はそのケダモノの嵐リリースの1ケ月後と2ヶ月後という短期スパンでリリースされた2枚のミニアルバム「おどる亀ヤプシ」「ハヴァナイスデー」を紹介します。 おどる亀ヤプシ+ハヴァナイスデーとは?前述の通り、ケダモノの嵐リリース後にユニコーンは2枚のミニアルバムをリリースするんです。 で、解散後にこの2枚のミニアルバムを併せて1枚のアルバムにした「おどる亀ヤプシ+ハヴァナイスデー」をリ

#654 アルバム論38|ケダモノの嵐 / UNICORN(1990)

ユニコーンに関して、BOOM~PANIC ATTACK~服部と初期の3部作を紹介させて頂きましたが、本日は4thアルバムにして、ユニコーンの最高傑作との予び声も高い名盤「ケダモノの嵐」をご紹介しましょう。 「ケダモノの嵐」リリース時のユニコーン前作「服部」で一定の地位を確立し、その上で才能がドバドバ溢れていた時期に、満を持して1年4カ月ぶりにリリースされたのが本作ですが、やはりメンバーの充実っぷりが曲から伝わります。 このアルバムがリリースされたのが10月なのですが、その

#644 アルバム論37|服部 / UNICORN(1989)

何気に結構書いてきたアルバム論、今回はユニコーンの出世作であり代表作である3rdアルバム「服部(はっとり)」を紹介させていただきます。 初々しいデビュー作のBOOM、徐々にカラーがつき始めてきたPANIC ATTACKに続いて、ある種ユニコーンというバンドの初期の集大成とも言われる3rdアルバムが服部という笑 改めてふざけたバンドですね笑 「服部」リリース時のユニコーンBOOMとPANIC ATTACKで徐々に人気を集めて、この時期に満を持してリリースされた1stシングル「

#632 アルバム論36|PANIC ATTACK / UNICORN(1988)

UNICORNのアルバム論、続けでどんどんいきましょう。 今回は88年にリリースされた2ndアルバム「PANIC ATTACK」いきます。 「PANIC ATTACK」リリース時のUNICORNBOOMリリース後に、キーボードの向井ミドリちゃんが抜けてこのアルバムリリース時期は4人だったユニコーンでしたが、実際にはアルバムのレコーディングなどは後に加入する阿部がガンガンやっていたとの事なので、アルバム撮影していた時だけ4人だったということなのでしょう。 ジャケットでは民生

#624 アルバム論35|BOOM / UNICORN(1987)

今回からのアルバム論はUNICORN(ユニコーンと表記混在します)のアルバムを紹介していきたいと思います。 1993年の解散前までのオリジナルアルバムを対象に、「BOOM」「PANIC ATTACK」「服部」「ケダモノの嵐」「おどる亀ヤプシ+ハヴァナイスデー」「ヒゲとボイン」「SPRINGMAN」の計7枚、気合入れて紹介します! 押忍! 僕とユニコーンの出会い僕がユニコーンを初めて聞いたのは1996年、その頃すでにユニコーンは解散して、民生はソロでした(3年前の1993年に