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オフィスの換気対策に役立つアイテム 見つけました!

ボサードは健康経営優良法人認定企業として、健康に高い関心を持っています。普段、主に扱っているのは締結部品ですが、それ以外にもいろいろと取り扱っています。今日はその中から皆様の感染症対策に役立つアイテムをご紹介します。


オフィスでのコロナ対策、皆さんはどうしておられますか?これまで手指消毒やパネル設置が標準になり、次は換気の悪い密閉空間を避けることですが、これからの季節、エアコンの効いた部屋の換気はどのように判断されていますか。何となく窓やドアを開けてみるものの、どの程度換気をすれば効果があるのかが弊社でも悩みの種です。

最近話題の 「二酸化炭素濃度測定器」 が換気の目安に役立つようです。

厚生労働省HPによると、室内の二酸化炭素濃度は1,000ppm以下が推奨されており、これは一人当たりの換気量として毎時約30㎥を確保することに相当します。この数値はコロナ対策で脚光を浴びるずっと以前1972年に空気調和・衛生工学会により測定され、「ビル管理法」の空気環境基準でも、「換気量ではなく、二酸化炭素の濃度を1000ppm 以下とすることを規定し、二酸化炭素濃度を定期的に測定することを求め」られていることを恥ずかしながら初めて知りました。CO2モニタリングにより換気状態が確認でき、コロナ対策に有効とわかりました。

弊社が取り扱っている二酸化炭素濃度測定器はどれも、温度・湿度計がついています。はじめは「温度計や湿度計の一緒についていれば便利」という単なるお得感かと思っていましたが、これにもきちんとした根拠があることも驚きでした。

感染対策として、室温は18℃以上が推奨されています。これは世界保健機関(WHO)によると「低い室内温度は、冬期の死亡率や呼吸器系疾患等の罹患率の増加に寄与する…。WHO(2018)は、呼吸器系疾患及び循環器系疾患に関する文献のレビュー結果を踏まえ、18℃は、室温の下限値として、一般住民の健康を守るために、安全でバランスのとれたものであると推奨している」(WHO(2018)p.32、34)とあり、これに基づいた見解です。

湿度は40%以上が推奨されていますが、これは「ビル管理法」において、40%が下限値であることや、インフルエンザウィルス不活性化率が高い相対湿度が40~60%であることに基づいています。

(「冬場における「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気について」(参照資料)、『「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法』(リーフレット):厚生労働省HPより)

必要なデータをリアルタイムで監視し、数値と色、音で警告してくれるこれらのCO2モニターは優れモノだということが納得できました。

二酸化炭素測定器の設置場所としては、ドア、窓、換気口から離れた場所で、人から少なくとも50cm 離れた場所が勧められている(厚生労働省HPより)ので、電源がなくても使える充電式で設置場所を選ばないのは大きなポイントだと感じます。 

◆ ① 二酸化炭素濃度測定器 エアモニター1 【東亜産業】

エアモニター1-2

◆ ② CO2マネージャー TOA-CO2MG-001 【リンクサス株式会社】 https://www.bossard.co.jp/docs/linxasCO2.pdf

TOA-CO2MG-001切り出し■

◆ ③ CO2高感度密度計 デンサトメーター 【ヒロ・コーポレーション】

二酸化炭素濃度測定器


ご関心をお持ちの方は弊社までお問い合わせください。
ボサードお問い合わせフォーム:https://www.bossard.co.jp/contact/

この情報が皆様のオフィス感染症対策に貢献できることを願っています。

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