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1019 あしをはこぶ

先週はめまぐるしかった。

月曜日は日中から友達がかわいい子供(まだ人じゃない)を連れてきて遊んでもらい、
火曜・水曜は久々に会社に出てぐったりして、
木曜日は友達の展示会。久々の鳥貴族ではしゃいだ。
金曜日はひとしきり仕事をしたあと、久しぶりに渋谷のラウンジ(ここは初めて)に行って、そこで数年ぶりの人たちと何人もあった。ほとんど皆久しぶりのパーティーだったみたいで、音楽を聞いてる時間より喫煙所で話してる時間のほうが楽しいいい夜だった。そのまま朝まで過ごした。
土曜日は夕方から友達とアップルストアに用を済ませに行く。それからまた別の友達が働いてる店に行ったら、話したいと思ってた二人と合流して一緒に飲むことに。高円寺駅前のおいしい中華に入ったら、そこにまた知り合いが4,5人いてぶち上がったりして、まるで年末みたいな合流の仕方だった。そのまま朝までカラオケ。喉が死ぬ。
日曜日は昼過ぎに起きて、夕方から友達と公園にアウトドアチェアを持っていって飲む。途中、スーパーでおでんの具とスープの詰め合わせを見つけて焼酎だけ買って合流。お湯割りを飲みながら、おでんを炊く。夜のさむい公園で飲むおでんとそのだし、そしてだし割は最高だった。それから友達の事務所に遊びに行ったあと、またおいしい中華を食べる。中華は毎日食べても毎度おいしいからすごい。ひとしきり盛り上がって、山梨に遊びに行く約束をして別れる。週末終わり。

一週間のうちに、半年分くらいの20人くらいの友達に会って飲んで話して感じたけど、やっぱ「足を運ぶ」ことってめちゃくちゃ大事やなと思った。東京は街によって移動がめんどくさかったり、帰り道の乗り換え想像して諦めたくなることもばりあるけど、やっぱり誰かに会いに行くとか、誰かと一緒に出かけるとか、どんなシンプルなコースでもこれ以上に刺激的なことないなと思う。二人おれば自分が思いもしなかったとこに行くハメになるし(いい意味で)、3人おればもっと自分が行きたいところ以外のところが選択肢に入る。そうなると、知らない店にも行けて、知らない道も、知らない街も歩けて、そこでまだ知らない誰かにも出会えたりする。

「足を運ぶ」と、まがり角ひとつに思い出ができるし、なにより起こるはずのないこと(思わず出会って飲みに行くとかわけのわからん予定ができるとか)が起こって、そこでなんとなく人生がいい方向に分岐した気になる。一人でいて本読んでるのも映画見てるのも好きやけど、やっぱり人とでかけて知らないところに行くのは死ぬまでやりたいなと思う。

出会いひとつとっても、ツイッターとかマッチングアプリの出会いとあまりにも埋めようのない差がある。出会うためにそこに出かけるか、出かけた先に出会いがあったのか。その前後の違いって、どっちがいいとかではないけど、めちゃくちゃ大きな違いがある気がする。起こるはずのなかった出来事、行くはずのなかった場所、出会うはずのなかった人、それらと出会うことが、図らずも起きてしまうことに、めちゃくちゃロマンチックななにかがあるよな、と思った。

結論:
ロマンスは足で運ぶもの
(足を運ぶからロマンスが生まれるのであって、ロマンスに向かって歩いたところで出会うそれはロマンスではない)

どどん

よし、今週も仕事する

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