0820 それぞれ

この一週間、友達と会いまくってる。
たまたま会う用事が重なってるだけやけど、にしても、友達おってよかったな〜ってめっちゃ思う。なんで友達になったんやろうってくらい趣味が違うのに一緒おれる友達をどれくらい大事にしていけるかで人生のハリツヤがまじで違う気がする。

しかも、なんか嬉しい報告がめっちゃ多くて、いよいよ仕事とか趣味の違いじゃなく、本当に別の方向に歩き始める友達が多くて、それはめっちゃ嬉しいことやけど本当に寂しいことでもある。声かけて週末に弾丸で旅行行ったりとか、飲んでる友達に声かけて夜めに集まってだらだら飲むとか、そういうことを繰り返してたわけじゃないけど、こっから先は本当にそれが出来んくなると思うと本当に寂しい。今までやってこんかったのに、いざやろうと思った時に本当に出来んってのは、本当に寂しいわ(しつこい)。それでも、そんなこと本当にどうでもよくなるくらい大きな変化がその人に待ち受けてるんやろうし、パートナーとずっと一緒おることに決めるとか、子供を育てるとか、海外に行くことにしたとか、本人がそう決めて突き進んでるって考えるとめっちゃリスペクトの思いが滝のように溢れ出る。そしてもう本当に寂しい。

別の話。

俺はあんまりライターとか小銭入れとかなくさん方なんやけど、最近両方なくしたことに気づいた。そう高いもんでもないし、別に困ることはないんやけど、なくした事をもう一回思い出す頻度が高くてめっちゃ切ない。たまにしか使わんものならそのまま忘れていけるけど、毎日たばこ吸う時、会計する時に、ああないんやったな、って思い返す。これ、これが切ないのよ。別にまた同じもの買えばいいやん、って思うけど、そういうことじゃないねん。女の子がよく「ちょっと高めのリップなくした」とかの話を一生してる時あるけど、俺の場合は小銭入れとライター。なんか身近なものやからこそ、なくしたこと自体が悲しいし、悲しみにふれる機会が多くて切ないねんな。新しいものを買ったら多少は忘れられるけど、あの時なくしたあれは帰ってこん。そう思うだけで切ない。本当にスケールの小さい男や。

とはいえ、小銭入れもライターもなくしたからこそ新しいもん探す楽しみもあるわけやし、友達がこれまでとまたちょっと違う人生歩むことによって、微妙に関係性が変わる楽しみもある。子育てなんかしたことないからどれだけ同じ地平で話ができるんやろう、って心配もあるけど、いつも遊ぶメンバーに子供が入ってくること想像するだけでアガる。意味がわからん。想像しきれんけど、また違う景色が見えるって考えるとワクワクするな。

どうなるんかわからんけど、でかい公園とかで一緒にくそはしゃいだり川にいったり、やたら生意気な態度とか取られたりとかしながら、いつまでも優しくておもろいおっさんとして末代まで関わり続けていきたいわ。

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