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Twitterで一番大事なのは「誰をフォローするか」―お勧めの「アカウントの使い方」から「フォローする人を選ぶための方法」まで

こんにちは。honokaです。このアカウント(@honoka_547)を使い始めたのは2018年12月と意外と最近です。

このnoteでは2つの大きなテーマを扱います。ひとつは、世の中に誤解されているTwitterの使い方について。もうひとつは、「本垢」「リア垢」「勉強垢」などのTwitterの「界隈」についてです。

ではさっそくはじめましょう。

Twitterの大きな誤解、それは、フォロワー至上主義。正直に言って、フォロワーの数はそんなに重要ではありません。フォロワーが多いほうがアカウントが凍結されにくくなるので、ぶっちゃけフォロワーの数についてはたいして価値がありません。

相互フォローはするな!大事なのはタイムラインの質

それはhonokaとしてアカウントを運営する前、相互フォローをしていた私の経験から説明します。

最初はフォローをされたら100パーセント返していました。外国人であろうと、Twitterには翻訳機能があるから大丈夫。本当に機械のように誰彼構わずフォローバックしていました。やがて私のタイムラインはアラビア語で埋め尽くされていきました。アラビア語圏の人は、Facebookのように、「おすすめユーザー」に出てきたアカウントをフォローするといわれています。彼らが悪いわけではもちろんないのですが、そういう文化です。だから一人アラビア語のアカウントにフォローされると、連鎖的にフォローされていきます。1日に50人になることもしばしば。それをフォロバすることには限界があると気づいた私は、私が読める言語(日本語、英語、イタリア語)の人しかフォロバしなくなりました。

それでもタイムラインには日本語とラテン文字がごっちゃになり、見づらくなっていきました。やがて日本語のアカウント以外はフォロバしなくなりました。

日本語のアカウントだけでもたくさんフォローされるようになり、私が少しでも気になったら自分からも安易にフォローしていたので、自然とフォローもフォロワーも3000人程度のアカウントになりました。これが本当に使いづらいのです。

基本的に、相互フォローする人というのはタイムラインを追っていない(追えていない?)のです。ツイートを見てもらえる数は増えても、反応(いいね、リツイートなど)が来ないのです。来ないことが不満というわけではありませんが、これではTwitterはただの独り言発信ツール。有益な情報が受信できるわけでもなく、有益な情報を送信してもフォロワーには届かない。こうして私は相互フォローをやめました。

フォローもフォロワーも量より質

よくnoteで「Twitterのフォロワーを1万人に増やす方法」などという情報商材がありますね。ただ、フォロワーの数というのは本当にどうでもいいものです。最初にも述べましたが、フォロワーが極端に少ないと凍結やアカウントロックを受けやすくなります。それを防ぐ程度、フォロワーはいればいいのです。フォロー:フォロワー=2:1~4:1くらいであれば大丈夫です。例えばフォローを何千人もしているのにフォロワーが100人にも満たないようなアカウントは、「アカウントの自動化」ルールに違反するとみなされ、アカウントロックがされやすくなります。

ここで例え話をしましょう。あなたは海外の大学院に在籍しています。毎日には素晴らしい経験がたくさんあります。それは日本にいたらなかなか知れないことなので、情報としてすごく価値があります。価値のある情報をあなたは提供できる立場にあるのです。

もしあなたが次の2つから選択しなければならないとします。ろくにタイムラインも見てくれない、アクティブかどうかもわからないフォロワー1万人と、あなたの熱心なファンで質問をツイートしたら答えてくれるフォロワー500人。私なら絶対に後者を選びます。私の経験則だと、ツイートにつく「いいね」などの反響は同じくらいになります。

Twitterとは、有益な情報を提供する代わりに、有益な情報を得ることができるメールマガジンのようなものです。提供するのが難しければ(つまり、提供するレベルの経験や知識がない場合)得るだけに回る(ROM専、見るだけ)こともできます。
しかし「発信するだけ」でいることはできないのです。なぜなら、複数の人をフォローして、例えば「いまTwitterでは『Googleアドセンスについての話題がポピュラーだな。私はアドセンスに受かったブログを持っているから、それについて発信しよう。」ということができるからです。もしくは「アドセンスは私は受けるつもりはない。noteで十分だからだ。なぜnoteのほうがよいかというと…。」という発信だろうとかまわないです。
ですが、その発信をする際に、より反響が大きいツイートを「引用リツイート」するとよりわかりやすいのです。その引用リツイートをする人と話題を探すために、ある程度のフォローは必要なのです。

次に、その「フォローする人を探す」効果的な手段を説明します。ただフォローするだけなら簡単なので、わざわざ書きません。簡単な発信をすることを前提に話します。今回の記事の2つめのテーマである「界隈」についてです。

初心者はまず「勉強垢」を作れ!

Twitterに興味があり、あなたはアカウントを作りました。フォローする人をさがすことにしますが、最初は温かく初心者を迎えてくれる界隈のほうがいいですよね。
前提として「勉強垢」とは「勉強に関するアカウント」です。ツイートする内容は日々の勉強記録などです。

私が初心者に「勉強垢」を作ることをお勧めする理由は以下です。

1.アクティブユーザーが多い

勉強というのは、分野の差こそあれ、誰もがするものです。投資やブロガーなどの界隈は、興味のない人もいますが、勉強に興味のない人はいません。
そんな勉強垢ですが、主なターゲット層は中高生。アクティブユーザーが多いことが魅力です。アクティブユーザーが多いということは、それだけフォローするに値するアカウントがある可能性が高いからです。

2.知識ゼロでも発信できる

これも大きな理由です。例えば後述するドルオタ垢(アイドル関係のファンアカウント)だとそのアイドルについての知識がないと相手にもされません。勉強は特に前提となる知識がないので、入りやすい界隈です。

ただ、勉強垢を作ったからといって、「今日は何時間勉強しました」といった報告ばかりにならないように気を付けましょう。多くのターゲット層にとっては、あなたが何時間勉強しようとどうでもいいのです。ただその勉強時間の報告がほかのユーザーの勉強意欲を刺激するので、意味がないとは言いません。

さらに、「効率的な勉強法」などのブログなどの記事が多すぎると「業者かな?」と思われてしまいます。また個人情報をあまりにも掲載しすぎていない(大まかな年齢と、何を目指して勉強するかくらいで構いません)と、差別化が図れません。

知識があるならお勧めする「趣味垢」

趣味垢とは趣味についてのアカウントです。そのままですね。趣味といってもかなりジャンルは広く、芸能人や歌手などの有名人や、車やバイクや鉄道などの交通手段、さらには文房具や美容までもをカバーします。

「私はこれが詳しい!」というものがあれば、挑戦してみては?ただし何も知らないで参戦すると「何も知らないのか」とあきれられてしまい発信ができないので、普通以上の知識がある分野にしましょう。知識とは深ければ深いほどいいです。広く知っている必要はありません。

「鉄オタなんてみんなからよく思われないから…」といった心配をする必要はありません。趣味垢はそのような趣味を持った人が集まるからです。

趣味垢と勉強垢の兼ね合いができる「語学垢」

いわゆる「学術たん」という界隈です。学術的な知識に関する趣味垢といえるでしょう。その中でも私がお勧めするのが「語学垢」です。
たとえば私が運営している「ラクイラ方言たん」(@forte_gentile)などを指します。

なぜ語学垢を強くお勧めするかというと、横のつながりが強いからです。フォローする人を増やすためには、横のつながり、つまり「学術たん」どうしのつながりが大事なのです。ルワンダ語たんさんという方が中心人物となっていて、様々なアドバイスをしてくださいます。まず彼女をフォローしましょう。

語学は語学を学ぶ人というターゲット層があります。そのほかにも、語学というもの自体が好きな人がいます。言語(学)オタクのことです。そのターゲット層はユーザー数こそ少ないかもしれませんが、とにかく濃い。いい人ばかりですのですぐになじめます。

絶対にやめたほうがいい「政治垢」

以前私も政治垢を持っていました。もちろんネトウヨなどではなく、反原発で「大きな政府」の樹立を理想とするような、どちらかというと左寄りのアカウントでした。いまでいうれいわ新選組の支持者と相性が良いアカウントでした。

当時インフルエンサーだった方の勧めで作り、界隈にはすぐに馴染めたのですが、最終的に彼女はTwitterを凍結され、私もアカウントロックがかかり、辞めました。凍結された理由はネトウヨからの集中攻撃です。たとえ「正しい」ことを言っていても、何回も執拗に通報されたら凍結するのです。Twitterとはそういうものです。

政治垢をお勧めしない理由はかんたんで、どっちが正しいとか間違っているとかではなく、左翼と右翼の対立が激しいからです。対立に巻き込まれたら生きては帰れません。

さらに、これが一番大きな理由なのですが、「自分たちは正しい」という意識がとても強い人たちが政治垢を運営するのです。「あっち側は間違ったことをしている。私達こそが正義だ」と正義を振りかざし、不毛な対立を生みます。そして「あっち側は間違っている」という思いは強まるばかりで、すごく神経をすり減らします。「あんな悪い人はどうにかしなければ」と正義感ばかりがつのるからです。

フォローする人を選んでも思想が偏ってしまうことが多いため、よほど複眼的に物事を見られる人でないと政治界隈はお勧めしません。

リア垢にはなんの需要もない

リア垢とはリアルのアカウント、つまり「現実の延長線上」にあるアカウントです。基本的に本名で運営され、プロフィールには学校名(の略語)が書いてあります。この時点で不要な個人情報をネットの海に放り込むことになります。

「悪いことしてないんやからええやん」という話ではなく、必要な個人情報ならいいですが、誰の得にもならない不要な個人情報をばらまくことにはリスクしかありません。

必要な個人情報とは、例えばこのアカウント(@honoka_547)の「18歳。イタリアの大学に正規留学予定。」という部分です。そしてある程度の略歴です。
別に18歳であることを公言する必要はなく、大まかな年齢帯(honokaが10代なのか40代なのかではいろいろ違ってきますよね)がわかればいいのです。イタリアの大学というのは私にとっての「ペルソナ」です。これがアメリカの大学に交換留学というのであれば発信する情報はだいぶ変わってきます。

つまり発信する際の情報の「差別化」につながる情報のことです。

不要な個人情報とは、honokaの家族構成や通っている学校や名前などです。私の場合「通信制の高校」に通っていることがわかれば、N高等学校の学生であることを公言する必要は正直言ってないです。通信制の高校だということを公言すると、「なんでhonokaはこの時間にツイートしてるんだ?」という疑問が解けますよね。また、家族構成がどうであろうと私の発信する「イタリアの大学関係」にはどうでもいいですね。私の場合「イタリアの新聞に取材された」ことを書いているので必然的に本名がわかってしまいます。そのため本名で登録していますが、正直匿名でも十分です。

また、よほどの有名人でもない限り「今日○○ちゃんとプリクラ撮りました!」とか「来週から定期考査で憂鬱…」なんていう情報は死ぬほどどうでもいいのです。それはあなたのペルソナ設定に何の影響ももたらしませんから。

結局付き合いで作ったリア垢は、気になったネット上の記事のブックマークを投稿しておく場所へと変わりました。そのアカウントは結局使わなくなりました。

振込先を設定していないため、サポートを受け取ることができません。 もし私の記事を読んで「助かったな」「興味深いな」「共感したな」などと思い、何らかの支援をしたいと思わわたら「イタリア中部地震の被災地に募金するには」という私のnoteをご覧ください。ご協力ありがとうございます。