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【振返り最終回】流されて生きてきた人間の、はじめの一歩

大学2回生の冬。

大学1回生の友達0を経て、2回生では心理学クラスの友達ができて大学生らしくたくさん遊んだ。
一人暮らしも始めたと同時にフットサルサークルに所属。
11月にはクラスの皆と一緒に出店を出す。
時には好きな人に告白できなくて悶々としたり。

2回生の1年間でしっかり大学生活を謳歌したと思う。

1回生の時がしんどかっただけに、充実した日々だった。

ただ一つ、懸念があった。
将来についてだ。
キャリアデザインの授業の先生が面白くて、一緒にご飯に連れて行ってもらえるくらいになった。

そこで社会についてたくさんのことを教えてもらう。

将来のことを何も考えてなかった自分も、キャリアデザインの先生を通じて
今後のことを意識しだしたのである。

就活はどうする?
どこで働く?
自分は何をしたい?
夢はなんだ?

色々考えたが、1つの結論にたどり着く。

『今のポンコツな自分じゃ、社会で生きていけない』

・レストランのバイトでは毎回怒られる。
・スーパーのレジのバイトをやっていた時はできなさすぎて、1年以上働くスタッフの中で自分だけ新しい仕事を何も任されてもらえず。
・女友達が初めてできたのは20歳。
・女の子と目を見て話せない。
・基本何を喋ってるかわからないと言われる。
・性格診断で、他の人と比べて欠点が多い診断結果になる。
etc...

自分のダメさ加減を挙げたらキリがない。
こんな自分が社会人になった時、絶対についていけないと強く感じる。

なんとかなる発想で生きてきたが、
さすがに危機感を持った。

3回生から何か始めないと。
当時の就活解禁は3回生の10月だから、
自分の場合春から活動を始めないとだめだと思った。

ない頭でインターネットなどで調べる。
調べ方がそもそもわかってないので
良いと思う情報が出てこない。
そんなある日、学部内の掲示板を見ていると
『京大キャリアセミナー』と表記されたポスターが目にとまる。

関西の所属する大学生たちが集まって
キャリア、将来についてディスカッションするというのだ。

当時の自分に深く刺さる。

向上心の高い人達が集まりそう。
自分の刺激になりそう。
絶対面白い。

そう思った。

即1人で申込み。

自分ひとりの意志で、誰に指示されることもなく
行動したのは人生で3回目だ。

1回目は中学生の漢検受検。
2回目は一人暮らし開始。
そして今回。

アウェーだったらどうしよう。申込拒否されたらどうしよう。誰とも仲良くなれなかったらどうしよう。

不安もたくさん出てきていたが、
それ以上に好奇心が勝っていた。

忘れもしない、大学生3回生の年の4月17日。

学外のセミナー出るのは人生で初めてだったので、めちゃくちゃ緊張した。

会場に入るとたくさんの学生がすでに集まっていた。
緊張感が高まる。

それぞれまずは参加者全員の前で自己紹介タイム。

京大生や関関同立出身など、自分より偏差値の高い出身校の人ばかり。
将来の目標を明確に決めている人も多かった。
起業したい。とか、○○の仕事をしたい。とか。
終始圧倒された。

自身の自己紹介は緊張して何を喋ったか何も覚えてない。
話せなくて悔しさだけが残っていた。

グループワークで学生同士で話したり取り組む機会が増えていく内に、緊張も溶けていく。

京大生の何人かと仲良くなり、
セミナー後もご飯に行って夢を話したり、ワールドカップを一緒に観たりした。

彼らと話すたび、こんな向上心の高い奴らが学外にいるのかと感動した。

同時に、自分はまだまだだから
もっと色んな人と会って
色んな事を学んで
色んな事に挑戦しようと決心した。

以来、とにかく行動。
様々な場所に足を運ぶ。

グループワークのセミナーに参加したり、
企業のインターンシップに参加したり。

インターン中に社会人、学生含めて7.80人いる場所で人生初のプレゼンテーションをしたり。

小学生の頃は3人の前ですら泣き出していたのに、
下手なりに最後までできたのは大きな自信になった。

就活で出会った人きっかけで
大学を辞めて独立を決意。

だが数年後に借金まみれになって
お金も人の信用に失う。

2年で借金を返し、
占い師として依頼をある程度もらえるようになり、本を出版。

出版の勢いは長くは続かず、
現状を変えようと関西から東京に拠点を変える。

慣れない環境に余計は減り、ただのフリーターに。You Tubeやスタエフなど色々手を出してみるが全く目が出ず。

自分は結局軸を作らないといけないと思い、今年春から半年間かけて自分史を書く。

そして価値観を見出すことができ、
もう一度前に踏み出し始めたのが、

今の自分だ。


自分は、自分の人生を生きたかった。

自分はこのままじゃダメだと劣等感をエネルギーとして動き出す。

人の役に立てる人間になりたいんだ。
貢献してる実感を持ちたいんだ。


だから、自分は頑張るんだ。


自分の弱さをさらけ出すことで、
淀んだものを吐き出す意図もあり、
当noteで自分の生まれてから現在までの人生について書き綴ってきた。

自分史とnoteで充分吐き出せてスッキリしたので
振り返りのnoteはこれにて終わりにしたい。

これからは現在、未来の話をする。

また別の形でnoteを使う時がくると思うので、
その時に読んでるあなたにはお相手してもらいたいなと思う。


最後まで読んでくれてありがとうございました。

これからもよろしくお願いします。

そうた

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