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カレー意識改革

カレーは家で作るのが一番。適当に野菜と肉を炒めて市販のルーで煮込めばまず失敗しない。なんてったって御飯おかわり自由だし…。
ただこの場合、確実に食べ過ぎてしまう。それでも家なら、人の目を気にすることなく「ああ、食った食った」と満足できる。なので、最近までカレーを外で食べるという概念が私にはなかった。

そんな意識が変わったのはここ一、二年だろうか。

ある業界で活躍している女性が、スパイスカレー店とコラボして独自メニューを発表したのだ。私はその女性が推しだったため、当然のようにそのお店に足を運ぼうと思ったが、私は、今までスパイスカレー店に行ったことがなかった。スパイスカレー店はおしゃれで敷居が高いというイメージがあり、自分には無縁だと思っていた。それでも、推しさんが関係する事象を何とか共有したいという一心で思い切って、そのお店の門をくぐった。

店内で説明を受け、やがて出てきたカレーを見ると、これは芸術品だと思った。


スパイス料理店「izon」さん(京都)

「こんなカレーどうやって食べるんだ?」と恐る恐るスプーンを動かしていたが、スタッフさんの「混ぜ混ぜして食べるのか一番ですよ」の声に気が楽になり、その後は一気に平らげたものだ。


踊り子「葵マコカレー」

こういう空間を体験できたという満足感が、私の心を包んだ瞬間だった。

この後、この推しさんが発信するSNSでお店を訪ねたり、イベントではご自身がプロデュースするカレーに舌づつみをうったり、外でカレーを食べる機会が増えた。


ライラックデイズカフェさん(愛媛)


ヲルガン座さん(広島)


ドミロンさん(兵庫)


何もスパイスカレーばかりではない、普通のカレーも外食の楽しみになった。


カレーショップ・デリーさん(愛媛)

まだ、カレー通とは程遠い所ではあるが、外出先では「腹が減ったらカレー」をテーマに行動し、新たな出会いを楽しみたいと思う今日この頃である。

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