見出し画像

2016年度 sexy隊長的 5大オススメ映画

2016年4月から2017年3月(執筆時)までの映画で個人的にオススメの映画を紹介いたします。

順位付けはしていないで、後半に出てきた方がオススメ!みたいなことはないのであしからず…。

ちなみに去年の2015年度はこちらです↓

では早速2016年度 sexy隊長的 5大オススメ映画を紹介したいと思います。

・ズートピア

この作品、sexy隊長的に2016年度最高の恋愛映画です。

厳密には恋愛映画ではないと思うのですが、主人公2人の関係性や距離感が妙にキュンとする。
映画観終わったあとも、あの二人はどうなったのか!?どうなるのか!?を調べたくなるぐらいに気になってしまう。
なんというか、今までのディズニーによくある王子お姫様みたいな表現を一切しないので、愛を叫ぶような解りやすい恋愛表現は一切出て来ないのがモヤモヤすけど…それが良い!それが更にドキドキさせる。
映画自体、凄いかわいいキャラクターが出てくるドタバタコメディみたいな印象がある人もいますが、内容は人種差別問題を中心に、脱税、マフィア、汚職などなどサスペンス映画そのもの!
失礼な言い方かも知れませんが、大人でも意外と最後までハラハラしちゃうから困る…。映画の締めのオチも含めて驚きが多いので、是非とも見ていただきたい映画です。
ディズニー映画で恋愛的にキュンキュンする映画って…意外と初めてなような…。

公式サイト:ズートピア
http://www.disney.co.jp/movie/zootopia.html


・聲の形

この映画を5大オススメに選ぶか凄く悩みました。というのもこれを選出する基準に「万人にオススメ出来る作品」というのがあるのですが、この聲の形は…見る人を選びすぎるんです…。

というのも、この映画は聴覚障害者に対するいじめがテーマにあります。
原作は漫画なんですけど、この漫画が雑誌に載った時もネットを中心に大議論が行われました。
そんな映画を万人にオススメ出来るか?って悩んだのですが、むしろそんな作品だからこそ万人に見てもらいと思い選出いたしました。
少しネタバレを書きますと、クラスの中心的存在でイジメていた子は、全員から裏切られ今度はイジメられる側になります。
この映画は、イジメが悪い!とかではなく、聴覚障害とイジメを通して人と人のコミュニケーションの難しさ、お互いの気持ちの伝え方と伝え方の難しさのメッセージが込められています。
そしてそれを踏まえての純愛に発展します。本当に本当に純愛です。
思春期で誰しもが味わったことがあるのでは?という孤独、絶望、純愛が詰まっておりますので…甘酸っぱい青春映画というよりも、ほろ苦く甘い青春映画という感じになっております。
漫画原作ということで、漫画と映画で悩んでる方もいるかもしれませんが、これは漫画もよければ映画もよい作品です。
なんといいますか、映画を見て好きになったら漫画を見た方がいいと思います。漫画の方が胸糞悪いシーンやキャラがいるので…それこそ万人にオススメ出来ないな…と、思うので。
ひとまず映画を見てください、そして原作を既読組の方も映画を見てください。あの漫画の展開を綺麗に2時間にまとめてあるだけではなく、漫画以上にグッとくるものがあります。

公式サイト:映画『聲の形』公式サイト
http://koenokatachi-movie.com


・ドント・ブリーズ

久々に辛すぎてドキドキワクワクしたホラーといいますかスリラー映画といいますか、全くもって展開が読めなくなる構成も恐怖を掻き立ててくれます。

どこで呼吸をしていいのか分からなくなるので、見終わった後にかなりの疲労が…。
この感覚は「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」を見た時の感覚に似ていますが…「ドント・ブリーズ」はそれを遥かに凌駕してきます…だって…明らかにやべぇ奴が目の前にいますもん…人を殺すことに躊躇ない盲目の退役軍人が目の前にいますもの…。
しかもこの盲目の退役軍人さん、思考といいますか嗜好といいますか志向がとにかくオカシイ…見れば分かるけど…人を殺すことの方がなまっちょろいな!と思わせてくれるほどの絶望と恐怖。
この怖さ、この嫌な感じ、幽霊とか怪奇現象などなくとも怖い映画は作れる、なんだかんだで一番怖いのは人間だよ!と教えてくれる映画でした。
いや、あの盲目の退役軍人は人間か!?オチ何度思い返しても、人間じゃねーなあれ。

公式サイト:映画『ドント・ブリーズ』
http://bd-dvd.sonypictures.jp/dont-breathe/


・ラ・ラ・ランド

言わずもがな頭空っぽにして見られる映画、前情報なぞ別にいらない映画ですのでフラッとサクッと見られます。

ミュージカルって突然歌ったりするんでしょ?滑稽じゃない?という日人にも安心です。そんな違和感のあるような、現実に存在しないようなシーンは最初と最後ぐらいです。
あとは男と女がキャッキャテンションがあがり一緒に歌ったり踊ったりと、意外と現実的にありえそうなミュージカルシーンがあるぐらいなので、限りなく現実に近いミュージカル映画。
この映画って、ハリウッド女優を目指す女とピアニストの男のサクセス恋愛ストーリーでしょ?
そうそう、その認識で間違いないです。
しかし、この映画の感想などを色んな人に聞いていると
女性が見た感想と男性が見た感想で意見の相違が見られる気がする。
女性に聞いたら凄くHappyな映画
男性に聞いたら辛い映画
同じ映画なのにこんだけも意見が分かれるのか!?と思うぐらい捉え方が違う。
なんでしょうね?この映画もそうですけど…女性の方が現実的ですよね。男性の方があまり現実を見れないですよね。どこか浮遊しているというか…。
いやぁ、この映画の話は書けば書くほど…ちょっと気分が落ち込んで来ます…現実離れして…浮遊している人間なので…。
この映画、とにかく大人の男女は見に行くべき映画だと思います。
そしてセッションでも見せたデミアン・チャゼルの死体蹴り脚本を楽しんでください。

公式サイト:映画『ラ・ラ・ランド』
http://gaga.ne.jp/lalaland/


・ガールズ&パンツァー 劇場版

順位付けはしていないで、後半に出てきた方がオススメ!みたいなことはないとこの記事の最初に書きましたが…

この映画は、劇場で16回ほど見ました。
1年ほどずーっと見続けました。というのもこの映画、立川のシネマシティにて372日連続上映という記録を成し遂げました。
シネマシティだけではなく各映画館でもほぼ1年間上映し続けました。
ガルパン劇場版の初週の上映館数は77館でした。
上映から半年が経ち、ガルパン劇場版のBlu-rayが発売いたしました。その時に各地映画館がBlu-ray発売記念として同時に復活上映を行いました。
その数153館、最初の上映館数の約倍の上映館数、しかもそのうち新規は38館という復活どころか1/4は新規という上映半年とは思えない盛り上がりを見せてくるという稀な映画となりました。
なぜ16回も劇場で見に行ったのか?という話なんですが
それは映画館でしか味わえない楽しみがあったからです。
まず、4DX版の存在です。しかも元々予定になかった4DX版ですが、映画を見た映画館側の要望で実現したそうです。その4DXも「香り」「バブル」「霧」などの効果がパワーアップした「4DX(R)効果マシマシ版」や揺れや衝撃を最大限まで引き上げた「4DX Extream版」など色々と出てきました。
そして立川シネマシティのマッドマックスでお馴染みとなった極上爆音上映をガルパンでも行いました。それを皮切りに各地の映画館で「重低音轟激上映」や「ネクストディメンジョン」や「ノーリミット」や「THX劇場上映」や「ULTIRA上映」などといった映画製作スタッフの音響さんが自ら直接調整し、その映画館オリジナルの音響スタイルで映画が観れるというシステムを構築いたしました(映画館によって、戦車のカッコイイ重低音が楽しめたり、登場人物の声がはっきりと明瞭に聞こえたりと様々)
このように同じ映画なのに、映画館によって見え方、聞こえ方が違うという体感型映画となりました。
そうなるとBlu-rayで見るのは満足出来なくなり、スマホのような小さい画面で見るのも勿論満足出来ない体になりました。
大画面で!良い音で!となり…気づいたら16回も各地へ映画を観に行くことになりました。
昨今は配信サービスなので気軽に家で映画が観れてしまうので、映画館離れと言われていますが
映画館でしか味わえない、映画館に行きたい!と思わせてくれる映画作りをしていく可能性を見出してくれた作品だと思いました。
最後に内容の話になってしまいましたが、内容ももちろん最高です。
起承転結がしっかりしていて誰も不幸にならないお話、そしてこんな熱い展開ある!?っていうぐらいスポ根バリバリの映画です。
女の子がいっぱい出てくるってだけで嫌悪感を示さずにちょっとだけ観てください。このガールズ&パンツァーは根っからのスポ根話ですので、熱いのが好きな人には是非みていただきたい映画です。

公式サイト:ガールズ&パンツァー(GIRLS und PANZER)|公式サイトhttp://girls-und-panzer.jp


以上が2016年度sexy隊長的5大オススメ映画となります。
あくまでもsexy隊長的ですので!

あれ?シンゴジラは!?この世界の片隅には!?とかあるかと思います。
書いてて私も思います。
5大を選別する前は、絶対に君の名はは入れなければなぁ…とか思っていたのですが、いざ選別したら…んーにゃー…外すしかない…となったり…
もしかたら5大に入らなかった映画という番外編もやるかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?