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漫画に埋もれて死にたい『左ききのエレン 1巻』

『左ききのエレン 1巻』
原作:かっぴー
漫画:nifuni

試し読み
[1話]左ききのエレン - かっぴー/nifuni | 少年ジャンプ+

広告代理店勤務の若手デザイナー・朝倉光一。納得出来ない理由で自ら勝ち取った仕事を取り上げられた彼は、やりきれない気持ちを抱えて横浜の美術館へと向かう。そこは、彼が初めて「エレン」という才能と出会った場所で…。大人の心も抉るクリエイター群像劇、開幕!

正直に言うと、読まなければよかった漫画です。
読んだことを後悔します。
自分の中で押し殺していた感情や思考を掘り起こされていく感覚。
これを読んだときに酷く自己嫌悪に陥りました。
私は何をやっているのだろうか?
ここのままでいいのだろうか?
心の奥底に押し殺していた感情が沸々と沸きあがってくる感じ。
あー!あー!観たくなかった!こんなの読みたくなかった!
こんな感情を知りたくなかった。
知らないまま過ごしたかった。

この漫画は言うなれば

”人生は青春の延長線上”

どんなに大人になっても、青春時代に抱いた夢や希望に一生囚われるという事を心から伝えてきます。

しかし、この漫画誰を主役にしても面白いよなー。というぐらい登場人物のキャラが濃い。
たぶん、読んだ大人は全員誰っかしらに共感し、自己投影してしまうのではないでしょうか?
でも、この漫画…主人公が”朝倉光一”だから最高に面白い。
そうこの漫画は

このページから始まる。

世の中の人の大半は人生で一度は挫折を味わう。
それは「自分は天才ではなかった」ということを知るからである。
この漫画の主人公”朝倉光一”は、紛れもなく凡人。
天才になれなかった凡人。
だからこそ面白い、大半の人は”朝倉光一”の気持ちに心を揺さぶられてしまう。

そして、彼がどんな人生を歩み、どんな生き様をしていくのかを見届けたくなるでしょう。

sexy隊長的好きなシーン

何かにならなきゃ…

退屈で…生きていけねえよ…

でも私は主人公”朝倉光一”にはなれない。
私は天才であると思い続けたいから…。

ちなみに、ナンバーナイン代表の小林 琢磨くん(@takuma828 )から
『左利きのエレン1巻』をいただきました!


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