米を高地で炊く

ボリビアの悪名高い空港EL ALTO。
標高が4000mと言う頭がおかしな設定をしている。
街に下がっても富士山くらい。
標高が下がると、二つの問題がある。
酸素薄い問題と、沸点低い(90度以下)問題だ。

ボリビアには日系移住民の街がある関係か、日本米が買える。
スーパーで普通に売っていて、ピンク色の袋が目印だ。

街によっては売っていないときもあるけど、基本的には安定供給されている。
味は……まあ、そこそこだけど、ちゃんと日本米だ。

基本、圧力鍋を買う人が多いが、蓋つき鍋があれば普通に炊くことはできる。
炊き方はまずお米を量る。コップでもいい。
次にお米を洗う。
日本ほど精米技術が高くないので結構糠がついているのでよく洗う。
浸水時間は30-60分くらい欲しい。(追記→浸水なしで炊いてみたら問題なかった。むしろ浸水が長時間になるとよくない傾向もある)
この時、浸す水は米を量ったコップで図る。基本は米と同じ量の水を入れればいい。

中火位で火にかける。最初は沸騰時間を計っておくと次に炊くときにタイマーをかけられる。
沸騰したら一度混ぜる。ここが大事! 混ぜない端の方が生っぽくなってしまう。
混ぜ終わったら火を弱火にして蓋をする。蓋が軽いなら上からコップをかぶせて重石に。
10分弱火で炊いたら一度強火にして20-30秒。炊き込みご飯ならちょっと長めに。
15分間蓋を開けずに蒸らす。
その後一度かき混ぜれば完成。

少なくとも富士山の上と同じ標高でもこれで芯なく米が炊ける。
圧力鍋とは炊き方が違うのと、圧力鍋は圧かかったまま開けると爆発するので注意。

キヌアなんかを混ぜてごはんの味をごまかしたり、混ぜご飯にしてしまうのもお勧め。
ハマイカの花? は梅干し風になるのでお勧め。

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