劇場版オトッペを観終えて(ネタバレなし)

つい先程オトッペの映画を観てきました。

今もうまく言葉にならないが、無理に言語化もしたくない…。

ただただ放心して、思い出すだけで泣けてくる。

多少ミュージカルを嗜む者として、まちがいなく「ミュージカル」映画だったし、なにより大人が子供のために、一緒に来る親のために本気で作ったんだということが、最初から最後までものすごい熱量で伝わってくる。物語も、演出も、音楽も、作画も、声優の演技も、キャスティングも、ここに書ききれていないことも、何もかもが本気だった。

そして、ここまでオトッペを好きだった視聴者を裏切らないようにと、制作陣が持っているあらゆる才能を生かしてこの作品を作ったのだろうなと思う。

人間ってこんなにクリエイティブなものを作れるんだと心から思った。

正直、感動しすぎて、「生きていてよかった」と思えた。やはり生きていれば素晴らしいエンターテインメントと出会える。

オトッペの映画化として、正解なんて一言で終わらせられない。公開前からなにも不安はなかったし、友人には「そんなに期待してて大丈夫?」と言われたけれど、そんなレベルの期待値すら簡単に超えてくる。

独身20代会社員がオトッペを好きというのは結構勇気がいるし、どう考えてもターゲットじゃないし、あまり表で騒ぐ存在でないと分かっている。そういうことは重々承知の上でファンでいたけど、本当に好きでいてよかったよ。本当に。

エンドロールに映るひとりひとりのお名前を凝視し、心の底から感謝の念が湧いた。Eテレ作品はスタッフの名前が一部しか映らないので、誰が関わっているかが正直みえづらいのですよ。普段見ることのない関係者の皆様を知るチャンスがきてよかったです。映画化してくださったおかげです。

本当に、楽しませてくださってありがとうございました〜〜〜〜〜。

(見てすぐに書いているため感情の熱がすごいことになっています…恥ずかしくなったら消します……)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?