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アニかよの存続は視聴者にかかってる

やばいアニメ作品にハマってしまった。

その名は『アニメ会社で話すことかよ』。

このやばいとは内容がやばいではなく、コンテンツの供給度合いにおいてのやばいである。なんと次のエピソードが作られるかもわからないアニメ作品を相当に好きになってしまったのである。

もどかしい所が、完結したorもう諦めざるを得ない…などではなく、「再生回数が1万回超えないとまず続きを作ることはないだろう」と監督が明言している所である。1万達成しないと終わるという絶望もあるが、裏を返すと希望も残されているのだ。

ちなみに、ショートアニメなので、一話3分もない。つまりここまでの供給は計5分。よくそんなんで好きになったなと思われるかもしれない。でも、そういう事もあるんだよ。絵柄、キャラ設定、声優、内容、全てが本当に自分好みだったんだよ。友人にも「あんたのために作られたアニメなんか?」と言われた。コメディアニメを得意とするアニメ会社「Pie in the sky」の作品なので、ギャグも面白いし、気軽に見やすい。会社員のふたりのやりとりもなんだかかわいい。つまりライトなファンを増やしやすい作品ではあるはず。

もっとファンが増えるポテンシャルは秘めている。しかし、世は大戦国コンテンツ時代。あらゆるコンテンツが生き残りを懸けてファンを楽しませるための施策を打ったり、告知に力をいれるなどして、必死にファンを逃すまい、あるいは新規ファンを増やそうと身を粉にしている。

だが、このアニメには掛けられる予算も時間もないとの事。なにしろアニメ会社のyoutubeチャンネルで配信しているため、制作費は会社の持ち出し。更にこのアニメの監督である新海監督は新規のプロジェクトを立ち上げている段階かつ既に放送中の「あはれ!名作くん」の監督も勤めているため多忙なのだ。それで1万再生もいかない作品にはリソースは掛けられない、と判断しているらしい。それはクリエイターとして至極当然の事だ。なにせ、私たちは勝手にハマっているだけ。3話を作って欲しい!という声は監督にも届いている。だが、とにかく再生回数(&チャンネル登録者数)という目に見える数字が必要なのだ。

上記の状態なので、定期的な宣伝や、描き起こしのイラストによるフックなども特にない状態が続いてる。仕方ない、関係者皆がなかなかに忙しいメンバーなのだ。そんなわけで、なかなかこの1万という壁が高い。皆まずは1話から見るのでそちらは1万再生を突破したのだが、2話が7200回と微妙に届かないのだ。しかも公開から一ヶ月が経った頃である。再生回数も伸び悩む時期だ。ちまちま再生回数を確認するがyoutubeという場は厳しいもので、わずかな数字しか動いていない。

私も布教プレゼンを作ったり二次創作を描いたりとほんの少しでも再生回数に貢献できればとできることをしてみたが、頭打ちである。(だが、投稿時はフォロワーの方々がRTで支援してくださったり、他ジャンルの方も見てくださった。本当に感謝しかない。)

↑ちなみにこのツイートからリンク(2話)へのクリック回数は340回。総量で見るとわずかではあるが、無いよりはあったほうが良いだろうの精神なので、描いてよかったと思う。というか描かないと気が収まらなかった。

私のスタンスとして、自分が好きな作品を発信したり、それが広まる様子を見守るのは大好きだが、基本は「気が向いたら見てください」である。相手が興味がないなか無理に見せようという気にはならない。プレゼンは好きだが押し付けにならないよう注意はしているつもりだ。だが、今回はそんな事は言ってられない。布教しないと終わってしまう。もうあのふたりには会えないかもしれない。

見る側の行動次第で作品が続くが作られるかが決まる。読み切りまんがが連載になるかどうか、という感覚に近いかもしれない。

上でできることはやったと描いたが、これらはオタ活のルーティーン内に過ぎず、頭をひねれば、もう少し再生回数に達成に向けてできることがあるだろうとは考えている。自分達で再生回数を回すのも大切だが、作品の悩みの根本解決にはならない。とにかく視聴人口自体を増やさないと、結局限界が来てまた同じ岐路に立たされる。ホントは熱量を持って狂い続けるのが一番なのだが、あいにく今はそのゾーンを出てしまっているのだ。そもそも2話計5分の供給で漫画と絵をものすごい勢いで描いていたことのほうが異常では?公式に供給がないと二次創作をしづらい体質にしてはまあまあ描いていたのでは…?そんなわけで、こうしてまだできる事の一環として、ブログを書いている。もう少し、無理のない範囲で粘ろうと思う。

そして、どうか、気軽に見てみてほしい。関係者でもない私が言うのもなんだか申し訳ないが、どうかアニかよをお願いします…。

新海監督が書いたアニかよ裏話のnoteもリンクを貼っときます。ツイステにハマってイケメン男子のアニメを作りたくなったらしい。ツイステに感謝しないとな…。本編と併せてぜひ。


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