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あなたのお店でも本の販売しませんか?---たまさか本屋vol.10

このところ、新規お取り引きのお問い合わせが増えてきた。
新刊書店のオープンは、なかなかないけれど、私の担当する本屋じゃないけれど本を置いてくれるお店、そう、本に、たまさかに(偶然に)出会える「たまさか本屋」さんが徐々に増えている。
『お宅は「たまさか本屋」ですね。』と言ったところで相手は全く???なのだけれど、私は、心密かに「たまさか本屋」だ!と喜んでいる。私は、ふらりと入ったお店で、本が数点でも並んでいると思わず見入ってしまう。少ないからこそ店主の思いがぐっとつまった棚に興味を惹かれれる。

ボーダーインクは、幅広いジャンルの本を発行していることもあり、ある程度のセレクトをおまかせいただいて、そこから店主に選書していただく、この選書という楽しい時間を店主と共有し、その店の一角に本の居場所ができる。

先日、とあるECサイトで、沖縄の本を取り扱いたいとお話があったので、メールで選書のやりとりを何度か重ね、納品に伺ったところ、社内にはたくさんの本が並ぶ書棚が。本好きな社長の私物らしい。納品を終えた後は、おすすめの本をいくつか紹介してもらいながら、本談義。

昨日も、別件で来社された方が、ボーダーインクの本を自分の店で置いてみたいとお話があった。少しづつ、本屋は、なかなか増えないけれど本を取り扱うお店が増えてきた気がする。
さて、本日も新規のお取り引きのご相談で、オープンに向け準備中のお店にお邪魔する予定だ。

そして、10/22から開催の毎年恒例の<おんなの駅なかゆくい市場>でのブックフェア。そう、ここも本屋じゃないけれど本を取り扱う「たまさか本屋」、そして、年に一度、地元の野菜や物産などと並んで、どんと大きくブックフェアを開催してくれる。ここは、近隣に書店のない地域、地元の方も、観光に来た方にも喜んでいただいて今年で10年目のブックフェア。

本は、いろんな場所で出会えるんです