MacBookAir2020が僕にとって最後の「パソコン」になるかもしれない。
僕が初めて触ったパソコンは、新聞記者をやっていた友達の親のものだった。
よく覚えていないが、テーブルと一体化したゴツいやつだったような気がする。
触ったといっても、当時NHKでやっていた「天才少年ドギーハウザー」の影響か何かで、キーボードをパタパタやってキーボードと同じ文字列が表示されただけで何も面白みはなかった。
そして、友達の兄ちゃんが「ファミコンは勝手にやっていいが、これを触ったらぶっとばす」と言っていたMSX(当時はMSXと認識していなかったが、多分そう)だ。これは触ってもよくわからなかった。
そして、時は過ぎ、小学校にあったFM−TOWNSというパソコンが僕が初めて「操作」したパソコンになる。
図書館にあったプログラムの本(よくあったな)のマネをしてテトリスのコードをメモ帳にコピったけど、結局どうやって動かすかわからず、1週間かけて書いたコードのようなものが日の目を見ることはなかった。
そして、いよいよ我が家にパソコンがやってきた。
ジャパネットたかたで買った「FMV DESKPOWER」である。僕は片っ端から同梱されていた体験版ソフトを触り尽くし、それに飽きたら雑誌などについているCDからゲームなどを取り込んで遊んでいた。
色々やり尽くしたとき、「インターネットとやらに接続しないとできないことがある」ことに気づいた。
僕は親に泣きつき、いよいよインターネットの世界に飛び出した。
携帯も普及して、ネット接続環境は目まぐるしく変化したが、ずっとパソコンは持っていた。
ここで、僕のパソコン遍歴を紹介したい。
FMV DESKPOWER
じいちゃんからもらった10万円で作った自作デスクトップ
TOSHIBA DynaBook
Dell insorion
ASUS ミニノート
mouse computer デスクトップ
MacBookAir2015
そして、今回手にしたのがMacBookAir2020だ。
前機となったMacBookAir2015が5年近くなって、ちょっと電源やWiFiまわりが怪しくなってきたころから検討に検討を重ねた。
Win機に戻るという選択肢もあったが、どうしても手放せないアプリ(MarsEdit・ブログエディタ)があったのと、スマホがiPhoneだった、2020の評価が非常に高かったためこれに決めた。
最後まで迷ったのがiPad Proと2020年秋ごろに出ると噂のARM Mac。
僕はブログを書いたりちょっとしたコーディングなどをする程度なので、マシンスペックはそこまで求めない。
iPadはそんな僕に大変魅力的だったが、使えるアプリなどの問題があり購入にいたらなかった。
ARM MACは価格面で魅力を感じそうな予感はしているが、CPUなどが刷新されるので、初期版には不安が多い。
以上を鑑みて、MacBookAir2020を手にすることになったが、恐らく次は進化を遂げたiPad的なものになる可能性が濃厚である。
すなわち、僕が子供の頃から慣れ親しんでいた「パソコン」として購入する端末はこれが最後になるような気がしている。
この程手にしたMacBookAirはまた5年程度使うことになるだろう。
僕は、人生最後のパソコンになるかもしれない相棒を手にした。
僕の飲み代になります。