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【2016年1月】『不器用な子育て恋愛』
木原先生の作品より暖かくて複雑ではない。読み終わったら幸せな感じ。でも、そのタイプばかり読むと、木原不足になる。だから、次の小説は、やはり木原先生の作品にしよう。
上司と言うと、なんだかおやじみたいな感じ。普通のひとより付き合いづらいかもしれない。この小説を読んでみると、やはりそうだ。
自分の上司との会話は、決して楽しいものではない。地位の差があって、言っていいことと悪いことがある。そして、会話の内容の間、「申し訳ありません」とか、「ありがとうございます」とか多いので、面倒と言うよりむしろ怖い。
けれども私達の啓斗ちゃんは自分の上司と恋に落ちた。理由ははっきりわからないが、どうやら上司の外見とローラに惹かれたそうだ。で、翔ちゃんの存在を知って、ショックしたところ、上司から「俺の妹の子」と聞いたら、ほっとした。後の発展は当たり前のことだ。
ドキドキして始まるよ。たぶんいままで明るい気持ちは、これから憂鬱になるかもしれない。でも、すごく期待する。作品の魅力はそこか。
って、今書いている感想の主人公ではあるまいし、主役の座を奪うつもりかよ。
いや、主役は幸せだから、いいっか。
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