RPGツクールでエタったゲームのキャラ

タイトルの通りです。
こんなところに書き散らすぐらいならゲーム作れというのはそうなんですけどなかなか完成の目処が立たないしでも考えたキャラに愛着が湧いたのでむしろ書き散らします。
このさき絵や文になるか、万一ゲームが完成したら拍手喝采。

舞台はファンタジー世界の東方の国。日本ではない。
仲間になる七人のキャラクターは贈り物を渡すことで好感度が上がり、特定の一人と専用エンディングを迎えることが出来る(性別問わず)。

マップ

エドゥ城:国の中枢。統治者である殿様がいる。各地域はそれぞれ領主が治めている。
城下町:首都。神社や修学館(学校)がある。
街道:城下町と宿場町を繋ぐ街道。魔物の群れに占拠されている。
宿場町:伝統的な寺がある。近くの山にも寺院がある。
山の寺院:山賊に占拠されている。イベントで奪還する。
古都:かつて首都だった歴史ある都市。城下町よりも古めかしい街並み。貴族が多い。殿様に並ぶ宗教的権威である教主の屋敷がある。
廃屋:数十年前に惨劇が起こった武家屋敷。幽霊が徘徊する。
山村:山村。旅人には空き家を宿として提供している。小さな神社がある。

キャラクター

主人公

旅の武芸者。性別選択可。背景は一切語られない。
預言書に記された「魔王を討つ勇者」と一致する容貌のため殿様に召され、魔王討伐を命じられる。

刀衛門(とうえもん)

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黒い着流しを纏ったチョンマゲ男性。常に剣術のことしか考えておらず、他の話題については反応が薄い。
戦士タイプのステータスで物理攻撃専門。
木刀や巻き藁など剣術に関する道具を贈ることで好感度が上がる。
古都の由緒ある貴族の長男だったが、剣に溺れる余りに家を捨てた。刀衛門という名はその折に自分で名乗った。
家督を継いだ弟は「貴族の誇りを捨てた」と兄を嫌悪しており、刀衛門も多少後ろめたさはあるのか、古都では実家から離れた場所で素振りをしている。
専用エンディングでは主人公と共に武者修行を続ける。

未華(みはな)

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城下町にある神社で巫女をしている女性。お淑やかな巫女キャラらしい巫女。
ありがちなヒーラー。装備武器は短刀・弓・薙刀。光属性の攻撃術法も覚える。
実は酒好きで、旅の途中で手に入る酒を贈ることで好感度が上がる。「神事に酒はつきもの」と主張する。

元は捨て子。拝殿の階段で泣いていたところを神主に拾われ、養子として育てられた。
思春期では養父に反発し神社を飛び出したこともあったが、結局は帰って巫女になっている。
城下町では境内で掃除をしており、話しかけると宗教の勧誘をしてくる。(ファンタジーなので神道ではない)
専用エンディングでは未華は巫女を続け、主人公が神主の跡継ぎとなるべく修行する。

チクサ

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植物から進化した根行(ねゆき)という種族の娘。
体型は人間に近いが肌は緑で、頭髪に見えるものは葉に似た器官。チクサの頭葉はピンク。
人間と比べ感情が見た目に表れにくく、ほぼ無表情。「~ってワケ」が口癖。
素早さ重視のステータスで、攻撃力は低めだが初期に全体攻撃技を覚える。パーティーに加えると先制攻撃率が上がる。
装備武器は鎖鎌がメイン。おまけで短刀と薙刀。光合成が出来るので戦闘中は体力が自動回復。
野に生えている花を摘んで渡すと好感度が上がる。花そのものが好きと言うより、好意の表現として受け取る。
最初に花を渡した時は「根行だから花が好きだと思った?」と偏見に反発する様な態度を取る。

チクサが暮らす根行の山は麓にある人間の村と物々交換により共存していたが、魔王軍の活動により物流が滞ったため村は無断で山の資源に手をつけ、根行との関係が悪化する。
相談の結果、問題の原因は魔王軍にあると判断され、腕に覚えのあるチクサが殺し屋めいて選ばれ山を降りた。
チクサ自身は「人間と争わない方がいい」と思いつつも、騒動を避けたいだけで人間そのものに感心は無い。
専用エンディングでは主人公を根行の山に招く。

ザック・ウェルダース

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遠い異国からやって来た冒険家。黒い肌の男性。
全般的にステータスが高く、中ランクまでの術法も使用可能。お助けキャラ。剣と盾を装備できる。
魔物に侵略された祖国を主と共に奪還し英雄と称えられたが、王位についた主は忠臣に疑いの目を向け、戦功を挙げた者は次々と投獄・追放されていった。ザックは失望の中で自ら祖国を去った。
基本的に大らかで人が出来ているが、大義や忠誠といった「人を煽動する価値観」に否定的であり、個人の意思で行動することを重んじる。
専用エンディングでは主人公と共に祖国へ帰り、主と対峙する。

怜火(れいか)

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雪女の娘。白い肌と青い髪、常に元気で好奇心旺盛。
短銃と火縄銃を得意とし、刀衛門以上の火力を持つがスピードは遅い。
未知の世界を教えてくれる本が大好きで、旅の中で手に入れた本を贈ると好感度が上がる。ジャンルは冒険・哲学・恋愛など様々。
閉鎖的な雪女の集落で窮屈な思いをしながら暮らしていた。ある時、掟に背いて行き倒れた人間の旅人を助ける。
その旅人から集落の外に広い世界があることを聞き、いてもたってもいられず次の日に冒険に飛び出した。
正義感はあるがアホであり、常にスリルを求める。
専用エンディングでは主人公と共に冒険を続け、異国に渡る。

赤黒の忍者

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赤黒の装束を纏った壮年の男性。本名は典藤(てんどう)。通称「爆ぜ典藤」。
武器を使わず素手のカラテで戦う。初期の攻撃力は弱いがレベルが上がると武器持ちを上回る数値になる。攻撃に炎属性があり霊体の敵にも通じる。
魔王の封印を守護する忍者の里に暮らしていたが、魔物の襲撃により里は壊滅、妻子も失ってしまう。
失意と憎悪の中で散発的に魔物を狩り過ごしていたが、殿様が勇者を召喚したと聞き自らも魔王討伐に向かう。
当初より覆面をしているが、好感度を上げるとイベントで素顔を見せる。目つきは鋭いが普通の男性。
専用エンディングでは主人公と共に里に戻り、復興を目指す。

津院汀琉(ついんている)

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「愛と正義の陰陽師」を名乗る娘。金髪のツインテールに純白の水干を纏う。
実は城下町の修学館に通う幼い少女が変身した姿。本名は真弦(まつる)。地味な黒髪のショート。実家は宿場町にある。
物理ステータスはPCの中で最も低いが、全属性の術法を高ランクまで使用可能になる完全魔法型。
甘いものや可愛いものを贈ると好感度が上がる。
キャラクターとしては津院汀琉だが旅の中でしばしば真弦の姿も見せるため、プレイヤーに対しては正体を隠さない演出。
修学館にて陰陽道を学ぶ普通の少女だったが、魔物の被害に心を痛めていたところでスライムのスラちゃんに出会い、力を与えられ津院汀瑠に変身する。
専用エンディングでは自ら正体を明かし、真弦の方から想いを打ち明ける形になる。

スラちゃんは、ゲームの端々で解説などを行うメタ的なキャラクター。

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