booost サステナ WEEKLY #240321
booost サステナ WEEKLY(旧 週刊青井)は、booost technologiesの代表青井がネットゼロ、ESG、サステナビリティの分野において、気になるニュースをPickし、皆さんにお届けするコーナーです。
今号のPICK UP
シンガポール、「サステナビリティ報告書作成補助金」を開始
シンガポール政府は、企業が初めてサステナビリティ報告書を作成する際に、その費用の3分の1近くを補助する「サステナビリティ報告書作成補助金」を開始することを発表しました。
本助成金制度は、IFRS財団の国際サステナビリティ基準委員会(ISSB)の基準に基づき、上場企業(開示義務は2025年から)と大規模非上場企業(開示義務は2027年から)に対して気候変動関連の報告義務を導入するという発表に続くものです。中小企業(SME)には開示が義務付けられていないものの、中小企業プログラムも今年後半に開始される予定です。
CBAM報告対応が在欧日系企業の負担に
JETROは、EUのCBAM(炭素国境調整メカニズム)への対応や関心について、ドイツとオランダに拠点を持つ日系企業6社(自動車部品、鉄鋼、化学、電子部品・材料)にヒアリングし、域外からの鉄鋼製品・アルミニウム製品の輸入で、CBAMへの対応が負担となっていることを発表しました。
Verraが計画外森林伐採割当ツール(VT0007)を発表
民間カーボンクレジット認証の大手プロバイダーのVerraが、非計画的森林伐採リスクに関する管轄区域のベンチマークマップを作成する(ベンチマークマップと代替的な管轄区域の計画外森林減少リスクマップを統計的に比較し、管轄区域に最適なリスクマップを特定する)計画外森林伐採割当ツールを発表しました。
参考:Verraについて
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