相手の「傷つき」体験をどう汲み取れるか【訪問看護ステーション開設84日目】

先日、精神の自立支援の利用者さんとの関わり方について、先輩に付き合ってもらって色々振り返りをする機会がありました(H先輩、貴重なお時間、感謝です🙇‍♂️)。


おかげさまで、

こちらも役に立ちたいので、ついつい張り切ってしまい、一緒に考えてる「つもり」になって、介入の具体や、アプローチや、問題解決志向になりがちだったと自分個人として自覚しました。


しかし何よりも精神疾患や精神症状で悩んでいる・困っている利用者さんとそのご家族にとって、どれほどの傷つき体験があったか、それをどう言語化し、こちらが理解していくか(ご本人も自覚していない・言語化していない場合も多そうなので)がそもそもとても大切である、という根本に気づかせていただきました。


精神を専門にされる方々にとっては基本のき、なのかもですが、、、自分としてはここからスタート、です。


翻って、精神の方に限らず、全ての利用者さん、全てのご家族、全ての関わる相手にとって(事業所内のメンバーに対しても、友人知人や家族に対しても)同じだなあと、思うのでした。


これまでの日常や仕事上の役割から、ついつい問題解決思考・志向となってしまい、本質的に訪問看護に求められている「相手の傷つき具合や、傷つきの表現に寄り添って一緒にその場にいる」、という時間やスタンスの取り方が、まだまだ伸び代があるのだと思います。


1つ1つ、ありたい姿に近づいていけるように、利用者さんお一人、お一人ごとに必死に学びを深めています。


・・・ふう、自分の未熟と向き合い続けるのは正直しんどい^^; 

けど、楽しい^^。どちらも本音。



訪問看護始めたときに強く思った「負け続ける覚悟」を実践ちうです。


自分自身の傷つき体験も、自覚し言語化しながら、利用者さんとそのご家族と、先輩たち含めた仲間達と、共に進みたいと思います^^。


そして探求はつづく。

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負けても負けて(おっちこちても落っこちても)高いところに登りたがる我が家の「のんき担当大臣」おちょこ。こんなところにも果敢に挑戦です。見習います^^。





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