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【代官山リトリート番外編】〔夏休み自由研究〕ニーズでつながり合うことのマレさと、マインドフルであるということ

これまでご紹介してきたように、代官山リトリートを企画して1期の皆さん4名にご好評頂き、第2期を募集して色々集客工夫して見ましたが、新たな3人とのご縁を本日に至るまでいただくことができませんでした(=「3枚のチケットが売れなかった」ってことね^^;)。


中1の長男の夏休みの自由研究を手伝った余勢を駆って、マインドフルネスヨガ&ダイアローグの意味や価値をお届けしたいと企画した代官山リトリートの振り返りと今後の展開について自分自身の夏の自由研究的に、探求したこと&学んだことを書いておきたいと思います。


結論としては、「代官山リトリート」の取り組みはこれにていったん終了となりました。2期初日の9月9日まで2週間を切ったことと、ここに至るまでのチケット売れ行きの具合(売れなさ具合)を見て、ニーズのある人に届けることが難しかったこと&興味はあっても買いやすい商品ではなかったこと&これ以上の「集客」努力は、今やりたいことではない、ということがわかったこと、によります。


率直なところ、残念です。ハイ^^;


中身に自信があって、信頼する仲間とデザインし価値を信じて世に送り出した企画とサービス。


そして、(ご経験ある方は共感いただけるかもですが)「それが売れるとは限らない」という現実。


集客努力としては、、、

・noteで投稿(1期から含めると9投稿かな)

・facebookで投稿(友達2000人+一般公開)連投も含めると15回以上投稿してますね^^;しつこい、、、

・ツイッターで投稿(フォロアー150人程度)note投稿のたびにツイートしてました。

・友人知人で興味関心持ってくれそうな人に直接メッセージ50名程度

・peatixで有料広告(2日間関連ワードに計8000円分出稿)

(夏でしたねえ。今年もいった房総のキャンプ場より)


で、結果としては

・noteの「いいね」はそれぞれ1ケタ〜10程度

・facebookの「いいね」は20未満、シェアはほぼゼロ

・ツイッターのリツイートはなし、いいねは1ケタ

・広告の露出は通常の5倍以上伸びましたが、コンバージョンせず(チケット販売ゼロのまま)

・50人程度送った直接メッセージにお返事いただけたのが10名程度。



話は飛びますが、自分には「相手の想像を超えて大活躍しないとそこにいてはいけない(「死な」なければならない)」というメンドくさいメンタルモデルがあって、この数年、この癖というか、傾向というか行動特性と向き合ってきているのですが(おかげさまで随分、穏健になってきました)、、、


メンタルモデルに詳しい先輩から、「そういうメンタルモデルある人って、初回はうまくいって2回目にうまくいかないこと多いよね」というコメントを頂き、なんだか腑に落ちた次第。メンタルモデルがサービスフィジビリの結果を引き寄せる?興味深い。。。


マインドフルネスの諸先輩や関心持ってくれた友人知人から「3回」という商品設計の難しさ、そもそものマニアックなテーマ&内容、「初対面の人と心理的なことも含めてダイアローグする難しさ」を指摘頂きました。


それでも本当にニーズがある人はきてくれるのではないか、と内心思っていた自分がいます。それでも、結果としては、心とカラダのひっかかりやもやもやを「自分自身のために」時間とお金を使って大切に扱ってあげることの「ハードルの高さ」と相まって現実を知った次第。



もちろん、まだまだ露出も足りないだろうし、facebook含めてSNSの使い方が下手なだけ、リーチが弱いだけ、ニーズのある人に「届いてない」だけ、という見方もできますが、、、、


今の自分たちの活動や生活の仕方(優先度)からして、これ以上の商品ラインナップ(時間の枠)の準備や集客努力は難しいので、今後は代官山リトリートの看板をいったん下ろして、単発参加可能な「マインドフルネスヨガ」として代官山リトリート2期の枠を活用したいと思います(切り替えはや!)

(同じくキャンプ場にて:暑い夏の取り組みを、冷たい水で喉を潤して、、、次に進みます^^)


マインドフルネスを探求する場を企画運営する人間(自分)が、集客プロセスを通じて、自分自身のマインドフルネスと「向き合う経験」ができたのも自分にとっては良い自由研究となりました。


妻のみおとここまでのプロセスについて話していて、あることに気づきました。研究者時代のことです。


医療臨床(看護師)から予防医学の領域の研究者としてアメリカまで行った自分は、結果(病気・疾病状態)を知っているからこそ「予防」の大切さを主張し、だからこその「行動変容」を促進する研究に関わり、結果として行動変容の本場であるビジネスの世界に行き着いたのでした。


「マインドフルネスを探求するリトリート」の場を販売・集客する際にも、似たことが起こっていたのでしょう。「こういう場があると皆にとっていいだろう」「喜んでくれるはずだ」「こういうニーズがあるはずだ」「こういうことが今のうちからできてたら、(疾病状態のような)困ったことになる前に、セルフケアできる、予防できる」と。。。実際1期生のみんなは喜んでくれたじゃないか、と。。。


多分、事業継続や普及に大事なことは、それが「食べやすい形や内容」になっているかどうか、一部の敏感で行動してくれる貴重な人たちの層の次の層の人たちも反応し易い設計になっているかどうか、のはず。


3回はハードルが高いし、初対面で自分の内面のことや心のことも含めて語り合うこともハードルが高い。そう行ったことの現実的な反応をもらったのだろうな、と思っています。

(ご近所のお花:こんな酷暑なのに、酷暑だから?咲き誇ってました)


to Bビジネスの世界にいるとto Cの経験が薄い自分は、あまりにナイーブで、一つ一つが貴重な経験として刺さりました。今後に活かしていきたいなあ。


ご関心持っていただいた方や直接の関係者の皆様には、個別にご連絡します。

引き続き「心と体のマインドフルネス」探求していきたいと思います^^。


平成最後の夏は、自分なりのスモールビジネス、マインドフルネス探求の自由研究課題に取り組んだ夏でした。

(我が家からの眺め:夏の青い空がキラキラしてます)


そして探求はつづく。




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