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ひっさびさの出前授業

緊急事態宣言が解除され、一昨日はさっそく、東京都人権啓発センターさんの仲立ちによる出前授業@江戸川へ。

日本補助犬情報センターのつめこ&松本&チャンプの授業は、補助犬のことを糸口に、ユニバーサルデザイン、多様性理解、、、とみっちりたっぷりな内容で行なってます。

もちろん学年に合わせて、内容もアレンジ。
今回は4年生。(総合学習の始まる4年生対象がけっこう多いです)

みんな、登場したチャンプの姿を見て、意外そうな顔して、つかみはOK!
そりゃそうですよね?お仕事する犬のイメージとしてはラブラドールとかでしょうから。

マットの上で振り返るチャンプ。「呼んだ?」

でも、「ただの可愛いワンちゃん」にしか見えなかったチャンプが、授業の後は違って見えるようになってたら、授業は成功したようなものなのです。

お話し中の私と足元で伏せてるチャンプ

ステージでのデモンストレーションもバッチリ!
(いつも緞帳が気になっちゃうのですが、今日はわき目も振らずに、しっかりできました)

ステージ上でデモ中。

今日は記録のためUDトークをフル運用。

スマホのUDトーク画面

休み時間にはテーブルの上のスマホの字幕を見に来る子もいました。興味津々って感じ。

休み時間、テーブルに集まる子供達

そして手話通訳さんにも来ていただきました。
つめこさんの話は字幕で、子供たちのリアクションや質問は手話通訳で把握、、と状況に合わせて使い分けます。

手話通訳は、「聞こえない人のために」って考えている人が多いのですが、私は、「手話を使えないみんなの為に、みんなの声を手話にしてくれる」って説明します。
だって、「通訳」は人と人のコミニュケーションのために真ん中にいて違う言葉をつないでくれる人。
それは外国語の通訳でも手話の通訳でも同じ。
そう考えて欲しいので、あえて、そんなふうに説明するのです。

最後は「ありがとう」の手話をみんなでやりました。

手話を教えている様子

手話の「拍手」=キラキラ星で、おしまい。

実は、この授業の後、午後は末っ子の中学の保護者会のためバタバタ学校を後にしたのですが、移動の途中で数分だけ、実家に立ち寄ることができ、父母の顔を見れてホッ。

実家の前の桜の木と根元のたくさんの植木鉢。チラリと母の姿も。

腰の手術後、リハビリを頑張っている母もだいぶ動けるようになり、来年の春はこの桜の下にたくさんの花を咲かせてくれるはず。
来年はコロナも収まって、楽しくお花見できるといいなぁ。

保護者会はクラス懇談だけだったのでBluetoothのwt01マイクを先生に下げていただいてUDトーク。
チャンプは机の下で爆睡。
帰り際、学校のシンボル?シンデレラ階段でパチリしてたら、たくさんのJC、JKの視線を浴びまくりでした。
私たちを待っててくれた末っ子に挨拶してきたバスケ部の後輩ちゃんたち、ビックリしてたなぁ。
「なんで、犬?」「なんで、松本先輩?」って。
以後、お見知りおきを…(笑)

階段下おすましチャンプ

さーてと。
この秋は続々と講演の予定をいただいています。(どーか、コロナ禍がこのまま収まっていきますよーに。)
たくさんの出会いがあるといいな。

楽しみだね、チャンプ!

いただいたサポートは私の人生を支えてくれた聴導犬をはじめ、補助犬の理解啓発のための活動に生かさせていただきます。