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BtoBライターになろう

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BtoBライティングって、需要が大きい割に、対応できるライターさんが少ない気がするんです。ご興味ある方に向けて、私見ではありますが、いろいろ書いています。
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2023年5月の記事一覧

クライアントのKPIを意識して記事を書く

ライターになって10年くらい。これまでブックライティング中心に仕事をしてきましたが、最近、企業からの執筆依頼がすごく増えています。 企業案件の中でも、私はBtoB商材を扱う企業の記事作成を割と得意としているのですが、「BtoBが得意です」と言うと、「どういうこと?BtoBって何か違うの?」と聞かれることが結構あります。 なので、ちょっとここで、BtoB企業の記事制作について、書いてみようと思います。 BtoBって何?BtoBは「Business to Business」の略

メディアの特性とキャッシュポイントを意識して記事を書く

前回のnoteでは、企業から直接依頼を受けた際に意識していることについて書きました。 今回は、Webメディアに掲載する企業取材記事を執筆するときに意識していることについて、書いていきます。 まずは、そのメディアの特性を知る(テーマとターゲット)Webメディアには、それぞれ特性があります。何を誰に伝えるメディアなのか、テーマとターゲットをしっかり捉えておかなければ、記事の書きようがありません。 たとえば、同じ旅行に関するメディアであったとしても、コスパのよい旅を求める若者

依頼される文章は多種多様。つまり、それだけ仕事があるってこと。

BtoB企業からライターに依頼される文章は、多種多様です。 企業からの依頼というと、セールスライティングを思い浮かべるかもしれません。BtoCならセールスライティングの需要も大きいでしょうが、BtoBの場合、「これいいな、買っちゃお」みたいなライトな購買はほとんど起こりません。なので、いわゆるセールスライティングは、そこまで需要がないように思います(文章ではなく、綿密な商談でクロージングする感じ)。 では、BtoB企業からはどんな文章を依頼されるのでしょうか。思いつくまま

BtoBライティングでは、ターゲット設定が難しい

今回は、BtoBライティングの中でも、マーケティング系の記事についての話です。 記事を書く際には、まず、テーマ・ゴール・ターゲットを設定します。   テーマ:何について書くか、   ゴール:読者にどんなアクションを起こしてもらいたいか   ターゲット:どのような読者に読んでほいか この3つのうち、BtoBライティングにおいては、特にターゲットの設定に難儀します。 BtoBは、情報収集・比較検討・決裁・使用で当事者が変わるBtoBの場合、相手は法人です。法人とは、企業のような

BtoBライティングに向いているのは、こんな人(たぶん)

BtoBライティングって、向き不向きが結構あるんじゃないかと思います。 私自身は、割と向いているほうだと自覚しています。というか、残念ながら他のジャンルにはあまり適性がなさそうな気配で、自分に合ったジャンルを探してBtoBに辿りついた感じです。 じゃあ一体、BtoBライティングってどんな人に向いているんだろう。今回はそのあたりについて、書いてみたいと思います。 以下は、これまでの経験に基づいた個人的な考察です。割と当てはまっているんじゃないかなぁ...とは思いつつも、そう

BtoBライター、こんな人でも大丈夫(たぶん)

前回は、BtoBライターに向いている人について、考察しました。 今回はちょっと後ろ向きではありますが、「こんな人でもBtoBライターやっていけますよ」といったことについて、書いていきたいと思います(主観バリバリです)。 シャイで繊細な人でも大丈夫ライターとしてステップアップしようとしたら、いつか「取材」という壁にブチ当たります。(5~6年前までは、取材はライターの必須スキルでした。Webライターの爆誕により、取材が一つの壁として認識されるようになった感じです。ここについて