著作権は大丈夫?オンライン指導で使う資料
近年中には、デジタル教科書というものが普及するらしい。
PDFが進化したような電子書籍の形で、これまでの教科書が学生たちに提供される。
これで、かなり授業が便利になる。しかし、それは学校に限った話でオンライン家庭教師には気をつけるべきことがある。
その理由を少し紹介したい。レッスンで用いる資料作りに役立ててもらえればありがたい。
市販教材を使ったレッスンは要注意
例えば生徒が持っていない市販教材を用いたレッスンをしているのであれば、かなり著作権や法的な問題の可能性が高い。
販売してお金になるものの中身を用いて、商売しているとなれば問題。
自分が持っているものでよいものがあるから、それをそのまま使うというのは「待て」をかけた方がいい。
上手なオンライン家庭教師がやっている方法
まずは問題にならない方法というのを身に着けておく方が、今後のために困らないだろう。
基本的な方法として、同じテキストを持つ、質問対応にする、完全オリジナルのテキストをつくるの3つがある。
同じテキストをもつ
いちばん無難といえる方法である、生徒が持っているものと同じものを講師側が購入して対応する方がいい。
同じものを持っているので、それを用いたレッスンという形が定石になっている。
質問対応にする
臨機応変に対応できる実力者であれば、質問対応するという形が使える。
要は生徒から質問があるテキストやプリントの問題画像を送ってもらい、それについて添削やレクチャーを行う形だ。
この形であれば、指導する方がテキストを購入する手間がない。
オリジナルの教材を作る
著作権などの心配がない方法としては、自作したものを用いるという方法も堅実である。
まあ、どうしても参考になるものがあるので、元のテキストや参考書に似るというケースは少なからずある。
講師目線で考えてしまう手間
オフラインの塾とは違い、何らかの仲介サービスを利用しているオンライン家庭教師と先生の場合、互いの住所などプライベートなことは聞いていけないという決まりがある。
そのため、代理購入などできないので、特殊な塾用教材や学校教材を手に入れるのは骨が折れる。
ただ最近はメルカリなどで、特殊な教材が出回るようになったので、それを利用するのも一つの手だ。
ずるい一手!私がやっている方法
私は基本、質問対応型のレッスンを行うことが多い、あとは質問でもらった画像をタブレットの手書きアプリで解説していく。
その様子を画面共有にして、見るべき視点を強調するのが好きなスタイル。
そして自塾をもっている関係で、塾用のツールで「オンラインレッスンに使う」とひと声、営業さんに声をかけている。
いちおうお金も私が払っているので、許可は得た。自作する手間はないので、この形が楽だ。
まとめ:まずは手間を惜しまない方がいい
今回は、これからオンライン家庭教師を目指す方向けの資料選びについて簡単なポイントを紹介した。
ある程度、経験があると道具を選ばなくとも対応できるようになるし、ある程度つながりが出るとイレギュラーなこともできる。
しかし、経験が浅いうちは、テキストを合わせての方法がいろいろと安心できる。まずはオーソドックスな方法をおすすめしたい。
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