元マイクロソフト成毛眞さんから学ぶamazon(後編)~手書きの図を添えて~
みなさんこんばんは!
本日は昨日の記事の続編となります!
昨日の記事はこちら
では、早速参ります!
1.読む目的(復習)
・他の本でも好きな成毛眞さんから見るAmazonのすごさを知りたい
・以前ベゾスレターで紹介した内容と違う視点を知りたい
と設定し、
・はじめにを読んだ段階で前回の本とは全く違う内容が書かれている
・CCC、FBA、AWS(それぞれ後ほど説明)を知る必要がある。
・今回はFBA、AWSについて解説
と言う状態から今回は、1~3章を先にメインに読むことにする。
前回はCCCについてアウトプット用にまとめましたが、今回は残りのFBA、AWSについてアウトプットしていきます!
2.フィルメント・バイ・アマゾン(FBA)
では早速フィルメント・バイ・アマゾン(以下FBA)について解説していきます。
簡単に言うと前回取り上げたマーケットプレイスの一部のサービスです。
比較するのがわかりやすいので、下手くそですがマーケットプレイスのイメージの手書きの図が以下のもの。
※手数料10%として計算
①A社はマーケットプレイスに出品
②それをみて買いたい人が買う
③買った人がいますよとアマゾンからA社にメール(一万円の支払いのうち1000円の手数料をAmazonがもらい、残りの9000円をA社に支払い)
④A社が自分で梱包等してヤマトなどを使い発送
これが一般的なマーケットプレイスのパターンです。
FBAの場合
①A社は出品し、納品もAmazonにしておく。
②買いたい人が買う
③買った人がいますよ、あとはこちらでやっときます。
④梱包、発送、クレーム処理などAmazonが代行。土日の発送などもやりますよ。
本当はかっこよくPCや、スマホで作りたかったのですが断念・・・。
※今回はわかりやすくするため手数料を同じでカウントしてます。本来はFBAの方が梱包等も手数料がかかります。
企業は開発に注力できるようになるというメリットが生まれるわけですね。
ただ、もちろんこれだけのサービスなのでどの企業でもできるわけではないです。
満たさなければならない条件をクリアした企業だけができるサービスですね。
このサービスを導入した8割ぐらいの企業が売り上げが伸びたとか。
凄まじい威力ですね。
そして、このサービスは、当日か翌日発送となっています。
消費者側からもありがたい。
どうやら、Amazonは、欲しいと思ったら手元にすぐ届く状態まで将来的にもっていくのだとか。
不思議な感覚ですが、それが当たり前の状態になってくるのかなと思っています。
3.アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)
~アマゾンの隠れたメイン事業~
2章までで小売りに関するAmazonの収益について触れてきました。
ただ、実はあまり知られていないですが、Amazonのメインの収益源は小売りではないんです。
一番の収益源が、アマゾン・ウェブ・サービス(以下AWS)なんですね。
AWS概要
・世界190カ国でサービス展開
・売上高は前年比50%増の勢いで伸び続けている。(2019年は36%増)
・2017年は2兆円(2019年は約350億ドル:約4兆円)
・Amazonの利益のほとんどがこのAWSにより生み出されている。
導入している企業など
・ゼネラルエレクトリック(GE)
・ネットフリックス
・マクドナルド
・Airbnb
・三菱UFJ銀行
・CIA(米中央情報局)
といった形。
すごいメンバーですよね。
そして、映画などでよく見るCIAも導入しているのが衝撃でした。逆に言うと、それぐらいセキュリティの面でもばっちりなのだろうということですね。
それでは実際にどんなサービスなのか見ていきます。
4.AWSとは?
一言で言ってしまうと、
クラウドサービス提供する事業
です。
クラウドサービスとは、
サーバーを提供するサービス
のことです。
ちょっとわかりにくいと思うので少し補足します。
※僕もこの本読んで初めて疑問に思って調べ始めたため間違いがあれば教えてください。
そもそも皆さんが当たり前のように使っているパソコンなのですが、これは必ずサーバーを使っています。
少し数年前の話をすると、
ほとんどの大企業は、自社のサーバーを会社内に置いておいて、そこで管理していました。
ただし、これはサービスの内容によってそれぞれサーバーが違うんですね。
※メール、顧客管理、などで別のサーバーを使わなければならない。
そして、万が一地震、台風などで停電がおきてしまうと、このサーバーも一緒に落ちてしまうため、使えなくなってしまう。
という状態。
なので、ここの設備投資に企業は何億ものお金をつぎ込んでいたんですね。
そんな中現れたのがAWS。
AWSは巨大なサーバーを用意し、その中のサービスをあらゆる企業に提供した
んですね。
・わざわざ自社にサーバーを置かなくてよくなる。
・設備投資などコストを抑えられる。
・低コストで高品質のサービスを使える
ということで、導入することへのメリットが多い。
具体例
・回転ずし:入口のタッチパネルで大人と子供の数を入力すると、おススメのネタが優先的に流れる。
・広告・宣伝:近くにいた人のスマホにセール情報を流す→2割以上が買い物
・農業:温度や日光量を収集、分析。
こんな形です。
今の時代、これからの時代にはなくてはならないサービスですよね。
ではなぜAWSが大手IT会社から選ばれるのかということが疑問になりますよね。
次で見ていきます。
5.なぜAWSが選ばれる?
これは理由は意外と簡単でした。
安く、すぐに使えるサービスを多数揃えているから
らしいんですね。
種類は1000種類以上になり、値下げは過去10年で60回以上とのことなんです。
驚異的な伸びをけん引しているAWSですが。やはり伸びる理由は顧客第一主義。
これにつきるなと。
これを極めた結果がAmazonのような企業になれるのだと感じました。
6.読んでみた感想
よくアメリカでの記事で、Amazonに対抗するといったものが出てきますよね。
今回この本を読んで、この対抗する気持ちはわかりますが、正直勝てないだろうと思いました。
データが顧客満足度を高め、その満足度から入ってくるデータから更に新しいことを導入し、顧客の満足度を更に高めていき、利益も度外視。
こうなると、近い将来、Amazonがすべてを牛耳るときがくるのではないかとリアルに思います。
逆に将来起業するとしても、この記事を書くにしても、
このような顧客第一主義を目指さなければならない、と思いました。
今日も頑張ろう!
それでは本日は以上とさせていただきます!
今回の記事が良かったなと思う方はいいね、コメントよろしくお願いします!
逆に間違っている認識などがあれば教えていただけるとうれしいです!
明日も更新頑張ります!
それではまた明日!
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