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感想 「読書嫌いのための図書室案内」<ネタバレ注意>


読むまでの経緯

 皆さんは、出版区による【本ツイ!ー本屋ついてって1万円あげたら何買うの?ー】という企画をご存じだろうか?
 ゲストの人選が個人的にとても好きだ。映画監督からは小島秀夫氏(MGS1,3は本当に面白い)、ライターはマフィア梶田氏(好きな作家とよく絡んでて浦山)、芸人はマジカルラブリーのクリスタル野田氏やランジャタイ国崎氏、永野氏などが出演されている。すき・・・
 ともかく、そうした動画で紹介された本の一つを私も実際に手に取ってみたという訳だ。ありがとう図書館。
 ちなみに、今回の本は下記の動画の9:15で登場している。https://www.youtube.com/watch?v=LI37vCoWrY8&t=11s

 今気づいたがこの動画、紹介されてる本のジャンルで時間ラベル貼られていてとても見やすい。出版区の目的は本屋業界を明るくしていくことだ。こうした動画一つ一つにある、工夫や丁寧な心遣いが報われることを祈る。私も給料が入ったら本屋に参りますんで・・・

感想

はなしの概要

 一言で表すなら「文字から色を感じる共感覚∧視力2.5のつよつよ主人公が無双する話」だと思う。いやホントに。振り返ってみるとご都合主義などのキーワードが言語中枢を掠める。まぁ読んでた時は主人公スゲー、裏山と思ってました。絵がうまいのは嫉妬の対象になりうるよ。どうしようもない配色とかセンスの分野は特に。

藤生氏について

 最初に藤生氏が登場した時は、なーんだ世間の考える地味子かいな、ぐらいに思ってましたが、読み進めるうちに彼女のセリフに興味が湧いてきました。というのも彼女は本の話題になると饒舌で、それ以外の話題(自分自身など)になるとからっきしというキャラなんですが、その本の話が面白い。    
 大江健三郎氏など実際の人物の著者や作品について、ディテールまで述べるシーンは全部ふむぅと興味深く感じましたね。次はそうした方々の言葉にも触れたいなぁとも感じました。
 彼女が本を読む理由、目的という話題も面白かったですね。それでいうとぜひバトル・ロワイアルを読んでほしい。
 ちなみに僕の場合、本を読む理由はストレス解消ですね。読んだ文章数に比例して賢くなってる~と思ってるからです。「チ。」を読んだ奴に限って、そんなことはないと思いますが。最近はそうした自分の読む意味、目的に思うこともあったため、いろいろな方の読書についての目的を知りたくなったので、読書関連の本を借りました。

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