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パートナーに向ける笑顔

暑い日が続いているとどうしても余裕がなくなる。
それでも家の中では出来るだけ不機嫌にならないように気をつけているかもしれない。
疲れているとき、笑顔はあまり向けてないかもしれない。

そういう不機嫌さというのは伝播し、相手も不機嫌になるもので、さらにその相手の関係する人たちにも伝播していく。

しんどいときこそ、身近なひとに向ける顔は無理やり笑顔を作る。
ある意味で、アランの幸福論ではないけれど、幸せの要素となる「礼儀作法」かもしれない。
礼儀というのは、他人に対してだけではない。
自分自身に対しての礼儀でもあり、自分を大切にするということ。

自分を大切に、しんどいときこそしたい。
身近な愛するひとに、優しい笑顔を向けて、手を握ってあげること。
それは、自分を抱きしめるということでもあるような、そんな気がする。

ここしばらく、お花を買って帰らなかったなぁ。
今日は、帰り際に買って、優しい笑顔で「ただいま」と言いたい。

不機嫌は、悲観的情念が支配するけれど、幸せは笑顔でいようという楽観的な意志から生まれる。

感情ほど信用してはいけないものはない。

冷静になって、遠い水平線を眺めましょうね、俺。

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