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人の目が気になるのは、自分が人を値踏みしているから
辻村深月さん著書の『傲慢と善良』を読んでいて、ふと思いました。
「周りはこう思うんじゃないか」は、全て自分の写し鏡だなと。
例えば「1人でご飯食べてると、友達いないと思われるかも。恥ずかしい」と他人の目を気にする人は、1人でご飯食べてる人に対して「あの人友達いないんだ、かわいそう」とか思っちゃっているってことです。
ちなみに私は「変に目立ったりしたら、空気読めないとか思われるんじゃないかな」とか、結構人目を気にするタイプです。
「人って意外と他人に興味ないよ。だから、やりたいようにやりなよ」ってよく聞きますよね。
こんなアドバイス、私は全然信用していませんでした。
そんなバカな!意外とみんな見てるもんだろ!!!と心の中で大声出して暴れ回っていました。
そんなことを、学生時代からの友人にふと話した時、衝撃の一言が返ってきました。
「人に見られてるかも?って考えて行動できないなんて、自意識過剰すぎだよ。って昔言ってたけど、心境の変化あった?」
そんなバカな‥⚡️
私は今も昔も目立つ行動は好きじゃないはずだし、そこには「他人の目線」が確実に絡んでいると思ってたけど違うのか‥?
そこで色々考えた結果、私は「赤の他人」の目線は気にならないけど、「認知している人」の目線は気になるようです。
そしてそれは、「私自身が他人に嫌悪感を抱く基準」にとても近いとわかりました。
「私が嫌悪感を抱く」→「きっと他の人も嫌なはず」→「行動に制限がかかる」
つまり、回り回って自分の目が気になって行動できていないとわかりました。
他人に自分の行動を値踏みされているように感じていることは、そもそも自分がしていることなんだな〜と実感。
自分のためにも、もう少し人を優しい目で見ようと思います。
小説が‥小説が読みたいです_:(´ཀ`」 ∠):