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アフターにしてもウィズにしてもこれから色々判断しなくてはならないわけで

感染拡大に関して、有象無象の意見が新聞やテレビネットその他もろもろたくさんたくさん流れてきて、 たとえば感染しないために何をやったらいいかみたいなこともありますよね。胡散臭いものはもちろん、そもそもの発言は専門家がソースだけれども転送の転送みたいな形で情報が入ってきてこの伝言ゲーム大丈夫かな?みたいなもの。明らかにあやしいところか絶対これ違うでしょみたいなものが、ある程度地位や影響力のある人から流れてきてやべえなと思ったり。

ただ拡大時にはインフルと同じところ違うところみたいな比較もあってなんとなく、そういうもんかな、という感覚値が取れていたような気がしました。けれども数ヶ月たち、日本でも海外でも事例がたくさん出てきました。やれ検査数だとか重症者数が大事だとか重症になる確率が大事だとか、死者の数を見ようとかベッドの数とか、医療崩壊しないようにとか経済との兼ね合いとか補助金の予算とか要素がてんこ盛りになってきて、これは特定の一つのジャンルの専門家の意見だから正しいとか正しくないとかではなくて、その正しい色々な事実を組み合わせて総合的に判断するというプロセスが必要になります。感染しないようにするには自宅にこもるべし、そうすればリスクは間違いなく下がります。というころと比べて随分ややこしくなってきました。それを組織の判断とする時に、もちろん事業体としてという面もあるし、色々な感情や価値観を持っている人たちが集まっている中でのワークスタイルを判断する要素もあるし。お客様や取引先との対応ポリシーもあるし。

スキューバダイビングでは潜るより浮かぶ方が難しいと言うけれどそういう感じなのかなともう思ったりして。今回僕らは好きで潜ったわけではないんですけれども。戻り方の方がやっぱり高度な決断が必要になってくるのかな。想定よりゆっくり浮かばなくてはいけなくて、酸素足りないよ、替えのボンベ、とか、それでももたない、どうにかしないと、とか。

いろんな正しさと向き合わなければいけないのと、その中で価値観がどうしても合わない、というクラッシュは一部さけられないでしょう。抜けてまた新しい組織に、自分と合う考えのところを探す。価値観と、もう少し具体的な働き方、たとえばリモートワークの位置付けであったりとか色々な手当の基準だったりとかそういうことが職場の様子、 職場だけじゃないですけれども職場が一番そういう価値観が出てくると思うので。再編成されるんじゃないかなと思います。あるいは医療の最前線にいきたい、と一念発起する人もいるでしょうし。

価値を言葉にできなくて、基本方針が出ないで、最大公約数を取ろうみたいなポリシーになると全てを取りこぼしちゃうような気はします。自分としてもそれはやだし、またそういう判断をしたくないなあとは思いますね。でも環境とそういう組織としての価値観と、事業を持続可能にする術と、両方のバランスを持った判断をどういうプロセスで作っていくかというのは結構大事で高度なプロセスだとは思いますけれども。

そのへん皆さんがどうやってるのかな、オンライン飲み会もステイホーム初期以来やってなかったけど、久しぶりに皆さんの意見を聞いてみたいなあ、なんて思ってます。音声認識で話したんだけど、おんなじ言葉ばかり出てきてくどいね。 これでも結構刈り込んだ。

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