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ブックオフ札幌山鼻店

寝ても覚めても、愛は古書こしょ古書。と言いつつ埃をかぶった積読が実際何箱なのか数えるのを恐れている、本の濁流に飲まれたい、ほんつみすぎるたろうです。

ここはユートピア店でして、道内に数あるブックオフの中で一番好きと言っても過言ではない!!山鼻店をCHECK IT !!! 市電沿線でアクセス良好。独自セール様様。遠方からでも定期的に訪れるべき店舗NO1なこちらの店舗には様々な思い出だらけです。 いつの間にか滞在時間が伸びてしまい劇場で見るつもりだった映画を飛ばしたことは数知れず。来店回数は~15回目ほど。どれほど魅力的か今回皆様にしっかりお伝えできると幸いでございます。

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ういんと自動ドアを抜けるとすぐに分かる広い奥行き。こちらの店舗も入ってすぐにはレジは見えません。左手側に位置しております。先ずはレジ前の100円CDワゴンからチェケラーしていきます。割と00s以降もバンバン値下がりする印象。今回は500円で長らく売れ残っていた在日ファンクのミニアルバムの連絡を2枚発見。

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500・290円が混在するCD棚から探索していきます。値下がりが早く回転も早い店舗なので注意深く見ていきましょう。ちなみに昨年くらいからインディーレーベルSUBPOPやMATADOR周辺をよく見かけます。混在しているのもあって在庫数は多め。今回は伝説のバンド The Vaselinesのフロントマン、Eugene Kellyの初ソロ名義のアルバムを発見。Teenage fun clubなんかでイカれてしまった方は必聴、エヴァーグリーンなネオアコAL。

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Eugene Kelly Man Alive

さらに先ほどの100円ワゴンにて、売れっ子のソロアルバムを発見。

Mayer Hawthorne How do you do

オールドスクールなミュージックラヴァーズには古き良きソウルの甘く長い陶酔が甦り、KIDS達には未体験な衝撃が訪れるはずです。唯一のftアーティストのSnoopDogがラップでの参加ではないという時点で聞きたくなりませんかね。彼が結成したTUXEDO DO ITを初めてパーティーで聴いた時の衝撃は忘れられません。PVも最高。

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ちなみにこちらではレコードの取り扱いもしているのですが、値付けがかなり強めです。(ハードオフの通常価格並みで100円が皆無…)レコードを視聴する事も可能ですが現在は休止中のようです。

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音楽の在庫でいうと幅広く10s-以降の新譜やリイシューがあり、初期EMOの名盤やUSインディーで綺羅星のごとく消えてしまったが人々の記憶に残っているバンドのアルバムなどが、しぶとく生息しているのが個人的にアガります。 廃盤もさくっと500円、果ては290円まで値下げされるので歓喜の雄叫びを我慢するのが大変です。

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書籍方面に移動していきます。まずは文庫から。在庫数は~多め。特徴的なのがここ独自の

「古典・文豪」コーナー

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クリスティー・ドイル、両名は長らくこちらに大量に鎮座しています。岩波文庫も全部こちらにぶっこむ潔さには感服いたします。どういう基準なのか謎で毎回観察しているのですがここに関しては増えるばかりであまり回転しないのも特徴です。

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そんな文庫棚の背には家電がやけにスカスカに陳列されています。さらにはスマホ、ブランド品まで。216,000円のシャネルがブックオフで買える時代になったんですね。これが未来です。

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続いて趣味のハードカバー棚。在庫は並~多め。音楽関連の在庫が割と熱いのですが、今回は大森靖子・最果タヒ かけがえのないマグマ 200円に揺らぐ。積読してしまいそうなので別れを告げ、エッセイ漫画に目を通すと昨年映画化された あらいぴろよ 隠れビッチやってました 原作を発見。迷った挙句劇場スルーしましたが気になる作品。4コマ漫画というのが意外なポイント。積読回避の為こちらも泣く泣くスルー。

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文庫漫画棚へ移動し、改めてこちらの在庫の多さに気づかされます。たまらない物量にうっとり。いつか自宅で書斎を持ち、これほどの量の本を見上げながら白髪混じりの顎髭を撫でてみたいものです。ちなみにハードカバー漫画の在庫数は並ほど。

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移動中の通路にて、独自のカスタマーサービスを発見!どうやら在庫検索してくれるようです。やさしさに包まれますね。店内に3か所ほど設置してありました。

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プラモやカードなどのホビーの在庫もたっぷりと豊富な店内。たくさんの在庫に溢れるこちらの店舗。中でもオススメしているのが

「絵本」!

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在庫数は札幌市内随一らしいです。 (ソース・公式HP)ここまでの在庫はなかなか珍しいので、絵本がお好きな方は是非とも来店頂きたいです。地べたにぺたんと膝をつけて読書する子供達もたまに見れますよ。いいね。自由だ。

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その他では箱本・豪華本の在庫もかなりのものです。よく見たことが無かったので観察してみるとその品揃えの幅広さに驚かされました。

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下は800円~上は12000円ほどの値付け。個人的に気になるものは5000円ほどのものが多く見受けられました。あまり認知されていないものは均一1000円の傾向でしたのでマイナーな図録などは掘り出し物がありそうです。

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レジ前の漫画全巻セットの陳列方法も独自で1巻のみ棚に出し省スペース化を図っているのがスマートでした。セットものは場所を取るので是非他店でも取り入れて欲しいところです。お客的にもラインナップが見やすくなるので全国一律になることを願いつつ、レジへと向かいます。

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CD2枚400円でフィニッシュ。最後の最後にもFreeしおり・ブックカバーのサービスを見つけてホスピタリティにほだされたハートのキュンキュンが止まりません。 独自の優しさに溢れている山鼻店。

独自爆安セールもよくお世話になっており、新書210円以下半額や1000円以下CD・DVD半額には多大な恩恵を受けました。月末に時たま行われており、セール当日は朝から混雑。ヒリヒリする買い物が出来るのも現代では数少なく、客に溢れて狭くなった通路を見ると、毎度血が沸騰する感覚があります。伊勢丹のセールに殺到する奥様方も自分達と同じだけお得な買い物に興奮しているのか、膝を突き合わせて聞いてみたい。

 行ったことのある中で一番好きなブックオフ!と言っても過言ではないくらい、ホスピタリティに溢れて、在庫数も豊富、独自セールでお買い得、これまで沢山出会いに恵まれた山鼻店、是非皆さんもお越し下さいませー!近所のデストロイヤーのカレーを食べてから行くと尚更幸せになれるぜ!!!

Au revoir!




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