美麗な絵本
読書録の方で装丁のことを書いたら、挿絵が綺麗で大好きだった絵本のことも書きたくなってしまったので、今回は絵本の絵の思い出です!
まずは以前も書いた『おどる12にんのおひめさま』のエロール・ルカイン。
細密な美しい絵でうっとりします。
こちらも大好き。全体に暗めのトーンの背景と、人物の鮮やかな色合いと。贅沢な気持ちになる絵本です!
そして美麗な挿絵の宝庫だった世界のメルヘンシリーズ。
池田浩彰氏、
クレヨン王国の挿絵でも大好きだった、三木由記子氏
さらに建石修志氏
特に好きなお三方ですが、他の挿絵もすごくいいので、図書館とかにあったらぜひ手に取って欲しい本です!
次のシリーズは、妹が幼稚園で定期購読してたのかな?チャイルド絵本館のアンデルセンシリーズも素敵な挿絵。
これもすごい値段になってますね…。絶対こんな値段じゃなくて買えるはず。
これは牧野鈴子さんの透明感のある幻想的な絵が本当に綺麗で素敵なんです。
この挿絵も美しくて大好きでした。
それから美麗な絵本で外せないのは東逸子氏!
これは比較的大きくなってから出会ったんですが、うっとりするような本ばかりで……。
これは今でも宝物な一冊。
これとローエングリンも大好きです。
エッチングで描かれた東逸子さんの繊細で幻想的な絵はため息モノで、ずっと見ていたくなります!
それからアジアンテイストで好きだったのが
この絵本。中国らしい絵と鮮やかな彩色が素敵なんです。
幻想的で美しい絵が好きになった原点はこうした絵本だと思います。
大人になって、アーサー・ラッカムや象徴主義やラファエル前派の絵画も大好きになりました。
少し暗さのある美しい絵って凄く魅力的ですよね。明るくて可愛らしい絵柄も好きですが、引き込まれるようななんとも言えない魅力を感じるのはちょっと寂しさだったり暗さを感じる絵です。
絵本のほとんどは実家にありますが、いつか絵本棚も作りたい……。
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