第168回出題予想に準じたおすすめ過去問題
おはようございます
こんにちは
こんばんは
第168回出題予想に準じたおすすめ過去問題を紹介します。長くなるのでお付き合いのほど、よろしくお願いします。
まずは7月7日に投稿した第168回出題予想の記事に掲載した写真をご覧ください。
また、お手元に過去問題集を用意していただけるとより理解が深まるとおもいます。
第1予想
①本支店会計→159回、147回
どちらも在外支店が出題。未実現利益の消去や損益振替の問題も出てますし、退職給付や固定資産、為替予約など一般的な論点が出てるのでいい問題です。
②
工事契約→143回
進捗率の算定〜工事損失引当金まで網羅してる良問。これ以来出題されてないのでこの問題で解いてトレーニングしてください。工事未収金は契約資産に置き換えて解きましょう。なお、現在は収録されていません。メルカリなどで手に入れてみてはいかがでしょうか。
企業結合・株式移転→137回
株式移転はこの回初めて出た以来出てません。連結修正仕訳に注意してください。なお、現在は収録されていません。メルカリなどで手に入れてみてはいかがでしょうか。
会計上の変更→144回、158回
特に158回はP/Lを修正したのち、累積的影響額や当期純利益まで求めるので良問です。
③標準原価計算(配合・歩留差異)
→159回原計、138回、132回
今収録されているのは159回だけなので、これだけでも十分対策できます。138回、132回は大問で出題されてるため、対策してると直良。
④連産品と業務的意思決定
→147回(147回に訂正して下さい。)
これ以来連産品が出ていないので必ず解きましょう。総合原価計算〜業務的意思決定まで繋がっているので良問です。この形式で出題されると思います。
第2予想
①損益計算書
167回、165回、164回、157回、153回、152回、146回、143回
収益認識、商品売買も含め退職給付や減損、リース、資産除去債務、会計上の変更、ソフトウェア、為替予約、社債など多岐にわたる論点を損益計算書作成と貸借対照表の一部の金額計算の練習になると思います。
②連結B/S、包括利益or持分法
→164回、153回、152回、144回
一部売却や追加取得など資本連結も含め、頻度が高いのでこの問題を確認しましょう。164回と153回は初見だと難易度高く感じると思います。
※プラスα
156回連結P/L、149回商簿(全ての連結財務諸表)、141回連結P/L。
149回は基礎論点しか聞かれてないので連結財務諸表の連携も深まる良問です。
③総合原価計算
→164回原計、152回、150回、143回
仕損の処理、非度外視法など含め良問揃いです。最近は出題されてないので上記挙げた回で要練習です。特に143回と150回がおすすめです。
④事業部制→159回、144回
収録されてるのが159回だけなので、159回の問題をやっておくだけでも違うと思います。出題頻度は低いものの出された時は大量失点してしまうので、教科書の例題とともに練習しておいてください。
多品種CVP分析→157回、141回
どちらも良問です。157回の方は最適セールスミックスまで展開した難易度の高い問題ですが、良問です。
第3予想
①貸借対照表
→162回、161回
久方ぶりに貸借対照表が上記2回出ました。忘れた頃にやってくる存在になってしまったので損益計算書だけでなく貸借対照表のパターンでの計算練習もしてください。特に長期と短期で分けるもの(リース債務や社債など)には注意してください。
②
税効果会計→165回、153回、147回
理論とともに優しい計算問題。147回は計算オンリーです。基本が大切なのでここで正答できたら商簿で出てくる税効果も挑戦してください。
退職給付→149回、144回
ともに連結上の金額まで聞いてくる良問です。個別と連結の把握の差異にも焦点を当てて、まずは個別から固めていきましょう。
資産除去債務→153回、137回
最近は会計学で問われて来ず、165回の商業簿記で久々に計算問題が問われました。
③標準原価計算(差異の追加配賦)
→144回
理論の選択肢として出題されましたが、最近出てない論点なので軽くみておくだけでも違うと思います。111回で大問として出されましたが、持っている方は少ないかと思います。
④予算統制(セールスミックス差異)
→167回、153回、131回?
記憶が定かではありませんが、131回にも出ていた記憶があります。おそらくほとんどの方は持っていないと思います。考え方は占拠率差異と似た感じなので167回も含め教科書の例題を使って解いてみましょう。
戦略的原価計算→156回、149回、143回
理論、計算ともにこの3つが良問です。特に149回は。理論問題、原価企画と価格決定、ABCと戦略的原価計算をほぼ網羅した形でいい問題です。ただ、あまりに簡単なためすぐ解き終わってしまいます。
第4予想
①決算整理後残高試算表→158回、150回
急激に出題が減った後T/B。150回がおすすめです。
②取引価格の配分→165回商簿、162回会計
理論とともに計算も出されました。どちらも良問です。
ソフトウェア→159回
償却方法もルールがあり、ちょうどその論点が出された回です。
社債→165回商簿、162回、153回商簿、152回商簿
商業簿記で出題が多いのでそちらも確認してください。
③予算編成
→161回原計、158回原計、152回原計、150回原計、138回原計、122回工簿
138回、122回は良問ですが、持っている方は少ないと思います。なので収録済みの4回分を解いていれば問題ないと思います。直接標準のパターン(158、152回)、全部標準のパターン(161、150回)ともに均等に出されているのでどっちのパターンが来ても解けるように対策しておきましょう。合わせて普通のCVPもどれも出ていますので解いておいてください。
④設備投資の意思決定
→165回、153回、144回、140回、134回
157回は計算量が多いので省きました。挙げた分のうち、165回と153回は収録されており、長文でありながらも理論とともに聞いてる165回は特に良問です。各評価方法の計算と理論どちらも合わせて勉強しましょう。
長くなりましたが、絞り切るのは難しいです。いろんな過去問題を解いて対策しましょう!
過去問が合格への近道です。
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