梅雨に入りました
沖縄は今朝梅雨入りしました。
最近、あるプロジェクトの事を考えつつ、子どもと本について考えていると、自分は本に触れる読書環境に本当に恵まれていたんだなと感じる。
両親が共働きだったこと、本を与えておけば大人しかったこともあり、比較的自由に本を買ってもらえた。
小学校ではもれなく図書委員になり、図書室を自由に闊歩していた。新刊の読みたい本は隠しておいたり、先生が留守でも時間までは委員として居座ることを許されていた。(もちろんやりすぎはいけないが、先生がいないと図書室を閉められるらしい今の小学生に比べるとやはり自由度は高かった)高学年になると、市立の図書館ができた。土日は友人たちと繰り出す日々。その頃、出来初めのYAコーナーや大人の本のコーナーで新しい世界を知った。今ならムリ~だが子どもは歩くのが比較的平気だし、近いと思えてた。現在住んでいる所は坂があり、図書館は坂の下、上地区の子は図書館になかなか行けないと聞く。それ以前に小学生も忙しいのだ。
中学高校は、小学生の頃よりは少し遠ざかったが、あいかわらず本は買ってもらえていたし、時には図書館に勉強という名目で行っていた。
そして、司書の資格を取り、図書館に勤め、今のカフェに至る。やはり恵まれているのだろう。
物価に対しては判らないが、本の値段は年々上がっている。以前はワンコインで変えた文庫がもうほとんど変えない。2000円前後の本が増えてきている。電子で安いとはいえ知れている。そんな状況で子どもたちにどうやって本を読めと言えるだろうか。そんな事を悶々と考える考える。本が売れないと言い訳で逃げるんではなく考えなくては。
という。プロジェクトの前書きのようなもの。
さて、いつからリリースしようか。その頃合いを探している。梅雨の間には決行したい。
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