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#血統表
コンセプトにコンセプトの追いがけスープ ~サンデーサイレンスの母を生産した男 ジョージ・A・ポープ・ジュニアとは・8
鍋物の途中でだしの素を追加すると美味である、というCMがある。
今回はこれをサンデーサイレンスの祖母マウンテンフラワーの血統を「読む」キービジュアルとしたい。
前回はマウンテンフラワーの「父はなぜモンパルナスなのか?」を解き明かす試みを行った。
そしてモンパルナスを配合で使えるチャンスが1年のみだったことも判明した。
今回はそのモンパルナスとの配合で、どんなマジックが起きるか?という話になる
世紀の名馬と一騎打ち、ヒルライズ確信の配合 〜サンデーサイレンスの母を生産した男 ジョージ・A・ポープ・ジュニアとは・6
長い歴史を持つ大レースだと「ああそんな馬いたよね」と言われるだけまだマシで、完全に忘れ去られる馬も多い。
2010年の日本ダービーはエイシンフラッシュが史上最速の上がり32.7秒で優勝したが、同タイム2着馬の記憶が薄れた人も出てきているのではないか…。
今回はアメリカ競馬の歴史に埋もれてしまったヒラリーという種牡馬と、その代表産駒ヒルライズという馬が、かなりこだわりを持った配合であるという事を解
単なるオマージュにとどまらないエーデルワイスの配合 〜サンデーサイレンスの母を生産した男 ジョージ・A・ポープ・ジュニアとは・5
前回は、サンデーサイレンスの曾祖母エーデルワイスは不出走馬だが、同馬主&同期のケンタッキーダービー馬と配合コンセプトが同じであることを説明した。
今回は「3×4のクロスなら良い」「濃くなりすぎると良くない」といった、昨今まん延するフワっとしたインブリードの説明は全く何の意味もないという話と、エーデルワイスの父が無名種牡馬のヒラリーでなければならなかった、その必然性について説明する。
オマハ、ジ
血統を読めばコンセプトが分かる 〜サンデーサイレンスの母を生産した男 ジョージ・A・ポープ・ジュニアとは・4
ここまではジョージ・A・ポープ・ジュニアが単に並み外れて幸運な馬主などではない、奇跡と呼ぶには量が多すぎる、という事実を提示してきた。
ここからは実際に血統表を示し、ジョージ・A・ポープ・ジュニアが志向してきたであろう配合理論を探っていく。
勘違いされがちな「血統」というもの日本は競馬人気が高い国であるのは間違いない。
そして競馬ファンの関心は馬券に集中している。
そのため競馬ファンも競馬マス