見出し画像

【100冊紹介マラソン】(05)齋藤孝『読書力』

こんにちは。このnoteは、6月5日(日)17:23に起筆しました。今回も、clubhouseやTwitterスペース等で行ったトーク「100冊紹介マラソン」から、第5回紹介分について書いてみます(5月4日実施)。よろしくおつき合いください。

齋藤孝さんと言えば、「3色ボールペン」読書法とか、「声に出して読みたい」日本語シリーズで知られる「超」が着く著名人で、著作も数え切れないくらいある方です。その余りの出版の早さに、ぼくはつい「月刊齋藤孝」とか(「週刊」かもしれないけど)の「賛辞」を送りたくなってしまいます。

それはさて置き。

この本は、以前Zoomで開催したオンライン読書会でのテキストとして使用したことがあります。したがって、それを含めて複数回読了を重ねてきました。読書メーターだけでも、以下の通りの登録があります。

1回目

初登録時(13/04/06)の感想記載なし。以下は18/08/17時点で追記したもの。▼「読書はスポーツ」とあったところから、読書にもウォーミングアップ>実際>クールダウンというサイクルがあるのかなと想像していたが、そうではなかった。「誰もが」「トレーニングをすれば」「一定の達成が得られる」という意味で「スポーツ」と例えられていたことを知った。今でも再読してみたい本である。

2回目

【15/03/19】15/4/25の読書会テキストとして再読。「自分をつくる・育てる」ことへの、楽観的なまでの信頼。これはいいことだと思う。

3回目

【19/03/25】かつては「読書大国」「読書立国」であった日本に、再び読書文化を根付かせようとしている熱意の書である。後半、読むことと書くこと・話すこととの関連についても述べられている点が興味深い。流行りの言い方では、「インプットとアウトプット」ということになろう。その基礎となるのは、やはり「練習」を重ねた読書であるというのが、著者の見解であると思う。

        *       *       *

2回目と3回目が、読書会の準備のために読んだ時の記録です。もっとも、この本の初出は2002年なので、2013年の記録以前にも読んできたはずです。

齋藤さんの「類書」は、この著作のあとにも数種類出ているので、アップデートされたものを入手することは可能だと思いますが、この著作が出た時点での、いわば「集大成」として書かれたものと予想されます。

ぼくは、この著作を含めて、数点の「読書論」についての言及を元にしたKindle本を1冊出しています。ブログやnote等でも、「読書論」「読書文化論」について語ることが好きなようです。そうした指向性を形作った点では、想い出深い著作だと言えます。

        *       *       *

今回は以上といたします。最後までお読みくださり、ありがとうございました。それではまた!




最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。ときどき課金設定をしていることがあります。ご検討ください。もし気に入っていただけたら、コメントやサポートをしていただけると喜びます。今後ともよろしくお願い申し上げます。