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宮本輝『流転の海』読書会をふりかえる①

こんにちは。

既に芋仁さんがすばらしい「まとめ」を公開してくださっているので、以下は蛇足でしかありません。しかし、芋仁さんのを読んで、自分でも、と思ってしまったのでお許しください(笑)。

芋仁さんの文は、以下から読めます。ぜひご覧になってみてください。

さて、ぼくは既に数年、ほぼ毎週にわたって「オンライン読書会」を主催してまいりました。今でこそ一般的になったこの言葉ですが、ぼくが使い出した頃には、まだ共感を呼ぶものではなかったようで、聞いた方が「目が点」になってるだろうという想像ができてたくらいでした。

今年のオンライン読書会では、

・長田弘『読書からはじまる』(ちくま文庫)
・リヒター『あのころはフリードリヒがいた』(岩波少年文庫)

なども読んできましたが、やはり特筆すべきなのは、宮本輝さんの自伝的大河小説『流転の海』全9部作に着手したことだったと思っています。

12月28日(水)現在では、第3部を読み始めたばかりのこの小説郡のタイトルを拾ってみますと、以下の通りとなります。

第1部:流転の海(昭和22~24年)
第2部:地の星(昭和26~27年)
第3部:血脈の火(昭和28~30年)
第4部:天の夜曲(昭和31年)
第5部:花の回廊(昭和32~33年)
第6部:慈雨の音(昭和34~35年)
第7部:満月の道(昭和36~38年)
第8部:長流の畔(ほとり)昭和38年~39年
第9部:野の春(昭和41~43年)

この大部を「全巻読了」したいと考えていたのは、第9部が文庫入りしたのがきっかけとなったのでしたが、「この期を逃すと、もう読むことはないだろう」という切迫感があったからでした。そこで、無謀を承知の上で、読書会の力を借りて挑むこととしたのです。

現在では、1回で1章を読むことを原則として進めています。新しくご参加いただいた方には、それまでのあらすじもご説明しておりますので、途中からのご参加も可能なものと自負していますので、ぜひご検討ください。

今までの「レジュメ」は、以下にnoteの「マガジン」としてまとまっています。適宜ご覧になってみてください。

と、ここまで書いてきて集中力が切れてしまいました。一旦は①として切り上げて、近々に②として小説の内容について触れてまいります。お許しください。

お読みくださいまして、ありがとうございました。それではまた!



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