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【100分de名著を語ろう】『ニコマコス倫理学』~①倫理学とは何か

こんにちは。5月5日(木)03:43です。連休最終日。2日(月)に放送された「100分de名著」はご覧になりましたか?

今日5日21時からclubhouseで、定例の「100分de名著を語ろう」ルームを開きます。放送の担当講師は山本芳久さん、朗読は小林聡美さんでした。以下にテキストの「目次」を掲げておきます。

はじめに:「いかによく生きるか」を考える学問
①倫理学とは何か(5月2日放送)
②幸福とは何か(5月9日放送)
③「徳」と「悪徳」(5月16日放送)
④友愛とは何か(5月23日放送)

なお、5月は第5月曜がありますが、この日は第4回放送分が再放送されるはずです。その直後の木曜(6月2日)にも「100分de名著を語ろう」ルームを開きますが、この日には放送テキストを離れて、伊集院光さんの近著『名著の話』を取り上げて、種々語り合いたいと思っています。よろしくお願いいたします。

第1回放送放送は「倫理学とは何か」をテーマに話がされていました。テキストの小見出しに連番を振って、以下に掲示します。

①時代や地域を超えた受容
②倫理学の原点となる書物
③人生の究極の目的は何か?
④「すべてみな何らかの善を目指している」
⑤目的は連鎖する
⑥幸福論的倫理学の基本構造
⑦学問は三つに分類される(※)
⑧「常にそうであるところのもの」を対象とする学問
⑨「たいていの場合にあてはまる事柄」 
⑩学問によって求めるべき厳密性は異なる
⑪若者は倫理学に向かない?
⑫性格と幸福
⑬「倫理学」の語源

※理論的学/実践的学/制作的学の三つ

人間の行為、選択には「目的」があり、最終目的、つまりそれを「手段」として目指される「目的」がないものが、「幸福」であるとされています。幸福とはそれ自体が目的であって、手段とはしえないものということです。

幸福とは何かを問うのは、第2回になると思われますので、今回は、ここまでといたします。21時にお会いしましょう。それでは!



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