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【読書会】2022年の予定:1/14付最新版

こんにちは。

既にTwitterやDiscord等でお伝えしているものの、重要な変更を加えましたので、再度詳述させていただく意味でnoteを起稿いたしました。お読みくださいますと幸いです。

変更点①:今年中に、宮本輝さんの『流転の海』全9部の読書会をスタートさせる。
変更点②:それに伴い、一部の既発表の予定について、延期ないし削除とする。

上記2点について、お話しをさせていただきたいと存じます。おつき合いください。

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変更点①について

ご承知おきの通り、『流転の海』全9部は、宮本輝さんの実父をモデルとした、日本の戦後史を貫く畢生の大作です。数年前、35年をかけて完結し、文庫化もされました(新潮文庫)。

元々ぼくは、宮本作品のファンであることを自認していて、このオンライン読書会の第1期テキストにも『錦繍』を選んだくらいです。今回、この超大作に挑もうとしたのは、決して思いつきなのではなく、年来の課題としていたことに、今年こそ向き合おうと考えたからでした。それに、思い立ったことを先延ばしにしてしまうと、「次」はないのではないかという切迫感も手伝っています。今の年齢を考えると、このタイミングを逃す手はないとの考えにもよるのです。

しかし、いかんせん全編で4500ページにも及ぼうという大作です。これを、「読書会」というフィールドに乗せてしまっていいものなのかとも考えています。一方では、『革命前夜』(須賀しのぶ著)を読んだ時にも感じたように、やはり現代史に取り組むことも必要なのではないかと感じています。これは、後述する予定でもありますが、『あのころはフリードリヒがいた』などを取り上げてみたいという気持ちとも通い合っています。

どうか、参加者のみなさまのお力添えをお願いしたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

変更点②について

この変更に伴い、既発表の「予定」に手を加えます。主なところとしては、

1)『わたしを離さないで』の回を無期延期といたします。
2)『読書からはじまる』『あのころはフリードリヒがいた』の回の実施を繰り上げます。

といたしたいと存じます。ご了承くださいますよう、お願い申し上げます。変更後の予定としては、以下の通りとなりますので、ご確認くださいますようお願い申し上げます。

第6期:いのっちの手紙(斎藤環/坂口恭平) 1月17日から全6回を予定。
第7期:読書からはじまる(長田弘) 全4~6回を予定。
第8期:あのころはフリードリヒがいた(リヒター) 回数未定。
第9~18期:流転の海・全9部+もうひとつの「流転の海」(宮本輝)

※各期と期の間には、1~2回程度、軽めの企画(推し本の相互紹介等)を挿入いたします。

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全9部+別巻が、いったいどれくらいの時間がかかるのかはわからないので(実際、1~5期までの5冊が9か月かかったので)、2022年内に完結するかどうかさえわかりません。無謀な挑戦かもしれませんが、ある意味では、この第1期から5期までの期間は、『流転の海』に挑戦するまでの下準備であったのかとさえ思えてきます。

ざっくり数えると、7月くらいから始められるのではないかと考えていますので、それまでの間に参加希望者の方を募りたいと思います。なにとぞよろしくお願い申し上げます。

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今回は以上といたします。よろしければ、下記に進んで「カンパ」をお願いいたします。noteをベースとした「サークル」や「Discordサーバ」等も運営しておりますので、お問い合わせくださいますと幸いです。お読みくださり、ありがとうございました。それではまた!

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