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【100分de名著を語ろう】林芙美子『放浪記』第3回

こんにちは。

本日(23/07/20)21時より、Clubhouse内にてルーム「100分de名著を語ろう」を開催いたします。今回は、柚木麻子さんによる『放浪記』(林芙美子著)についての第3回放送分「旅と食で生き返る」について語り合います。このnoteは、その会のためのレジュメとして作成しています。ご参照ください。

放送テキストの小見出し

※①以降の数字は、引用者が便宜的に割り振っているものです。

①生きる力を取り戻すための旅
②歩いて東京を活写
③淡々と描かれる関東大震災
④パリを下駄で歩く
⑤娼婦に三日間居候される
⑥「戦争協力」の本心
⑦芙美子は食レポ上手
⑧田辺聖子が見た林芙美子
⑨食を通して浮かび上がる身体性
⑩「場所を替える」という打開策

テキストからの抜書(一部)

  • どんな田舎だって人は生活しているんだ。生きて働かなくてはいけないと思う(p.60)

  • 小説とはつまらないものかも知れない。人々は活々と歩き、話し、暮している。街を歩いている方が、小説よりも面白い(p.63)

  • 別にそこで何かを得なくてもいいし、淋しくてもいい。ましてや人生を変える出会いなどに巡り合わなくてもいい(p.68)

  • ああ私の頭にはプロレタリアもブルジュアもない。たった一握りの白い握り飯が食べたいのだ(p.70)

追記

※7月21日(金)以降、追記される場合があります。


今回のレジュメは以上となります。お読みくださいまして、ありがとうございました。それではまた!

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