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【メモ】村上春樹『職業としての小説家』から

 こんにちは。いま、村上春樹さんの『職業としての小説家』(新潮文庫版)を、ゆっくりと読んでいます。全12章立てて、10章までを読み終えました。

 私が「遅読」であることの理由の一つに、鉛筆で線を引く、それもかなり丁寧に、黒々と引くということがあります。それが1冊について、150か所とか200か所とかを超える部分に線を引いているものですから、まあ、時間はかかるわけです。困った副作用としては、どこが本当に重要な所と感じたのかが、よくわからなくなるということがあります。

 さて、今朝急ぎUpしておきたいと思ったのは、次の一節です。

 小説というものは、物語というものは、男女間や世代間の対立や、その他様々なステレオタイプな対立を宥め、その切っ先を緩和する機能を有しているものだと、僕は常々考えているからです。

(村上春樹著『職業としての小説家』新潮文庫版、「第十回 誰のために書くのか?」より。290頁)

 ああ、抜き書きしたら、読んだ時のインパクトが・・・(汗)。

 それはさておく。5月9日(土)20時からの、Zoomを使ったオンライン読書会では、この本をテキストとして会を行う予定です。詳細は、私のTwitterアカウントまでお問い合わせください → @stand_00

 お読みくださいまして、ありがとうございました。ではまた!


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