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100分de名著を語ろう:レジュメ一覧

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clubhouse内で展開しているクラブの「100分de名著を語ろう」についての記事をまとめてあります。
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2023年8月の記事一覧

【100分de名著を語ろう】司馬遼太郎『覇王の家』第3回・4回

こんにちは。 先週8月24日(木)は、私用のため「100分de名著を語ろう」ルームをお休みといたしました。その関係で、『覇王の家』第3回放送分と第4回放送分とは、本日8月31日(木)21時から、まとめて扱うこととしております。お含みおきください。 テキストの小見出し(第3回)律義者から謀略家へ 銘品「初花」献上の真意 すぐれた人物造形の根拠 「小牧・長久手の戦い」の真の勝者はどちらか? 「三河かたぎ」の功と罪 人間を描いて歴史を描く テキストの小見出し(第4回

【100分de名著を語ろう】司馬遼太郎『覇王の家』第2回

こんにちは。 安部龍太郎さんによる、司馬遼太郎『覇王の家』第2回の放送とテキストについての「レジュメ」をお届けいたします。 テキスト目次【はじめに】唯物史観、進歩史観に対抗する「人間史観」の物語 【第1回】「三河かたぎ」が生んだ能力 【第2回】「律儀さ」が世を動かす 【第3回】人生最大の戦果はこうして生まれた 【第4回】後世の基盤をどう築いたか 第2回分のテキスト小見出し正妻・築山殿はなぜ殺されたのか 気質の違いが家族の不幸を生んだ 人のあるじは一個の機関 おもて

【100分de名著を語ろう】司馬遼太郎『覇王の家』①

こんにちは。 8月7日(月)から、新しい「100分de名著」のシリーズが始まりました。今月のテキストは、安部龍太郎さん解説による『覇王の家』(新潮文庫)で、原著者は生誕100年という司馬遼太郎です。今月も、10・17・31日とよろしくお願いいたします。いずれも木曜日21時から、clubhouseでルームを開きます(24日は私用のためお休みといたします)。 テキストの目次【はじめに】唯物史観、進歩史観に対抗する「人間史観」の物語 【第1回】「三河かたぎ」が生んだ能力 【第2

【100分de名著を語ろう】特別編・秋満吉彦『名著の予知能力』

こんにちは。 23/08/03(木)のclubhouse「100分de名著を語ろう」では、番組プロデューサーの秋満吉彦さんのご近著『名著の予知能力』(幻冬舎新書)について扱います。過去に取り上げられた「名著」の持つ、さまざまな「力」について読み解いたもので、それを一言で言おうとするならば、「名著」ゆえに獲得し得た「普遍性」が、この現代においても、古びることなく通じる「力」を持っているということだろうと思います。以下に、目次に挙がっている「名著」をリストとして供することにいた