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100分de名著を語ろう:レジュメ一覧

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clubhouse内で展開しているクラブの「100分de名著を語ろう」についての記事をまとめてあります。
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2023年6月の記事一覧

【100分de名著を語ろう】23/06/29『ショック・ドクトリン』④

こんにちは。 今回から趣向を変えて、ヘッダ画像に「エピグラフ」的に石垣りんさんの詩作からの引用を採用してみました。追々それについても言及する機会もあろうかと思いますので、その際にはよろしくお願いいたします。 今日のclubhouseルーム「100分de名著を語ろう」は、7月度『ショック・ドクトリン』最終回(ナオミ・クライン著)、担当講師は堤未果さんです。もう一度テキストの構成を確認しておきます。 先週(23/06/22)の回を体調不良で開催できなかったことをお詫びいたし

【100分de名著を語ろう】ナオミ・クライン『ショック・ドクトリン』③

こんにちは。 今月のテキスト『ショック・ドクトリン』は鮮烈な内容で、読んだり見たりするものしんどいのですが、来週の回では「希望」が見出せるのではないかと期待しています。もう少しおつき合いください。今回はまず、テキストの目次を再掲して全体を眺めることとします。 本日(6月22日)21時からの回で扱うのは、第3回分です。 テキスト中の小見出し脱近代化するフリードマン理論――国家機能の民営化 政府と民間企業の間の見えない「回転ドア」 民営化の弊害が露呈した9・11同時多発

【100分de名著を語ろう】ナオミ・クライン『ショック・ドクトリン』②

こんにちは。6月度の「100分de名著を語ろう」では、先週に引き続いて、ナオミ・クラインの『ショック・ドクトリン』を扱います。担当講師は堤未果さん、第2回放送分のタイトルは「国際機関というプレーヤー・中露での『ショック療法』」でした(6月12日放送)。clubhouseでのルームは、6月15日(木)21時から開催いたします。 テキスト上の小見出し※便宜的に①等の番号を割り振っています。 ①債務独裁時代の幕開け ②融資を条件とした支配 ③アジア通貨危機――韓国の「国民的屈辱の

【100分de名著を語ろう】ナオミ・クライン『ショック・ドクトリン』①

こんにちは。 今回から6月29日(木)までの「100分de名著を語ろう」では、カナダのジャーナリストであるナオミ・クラインの『ショック・ドクトリン』を扱います。このレジュメでは、通例とは若干異なった構成をしています。ぼくの「主観」が多めに盛り込まれています。予めお含みおきください。 テキストの目次講師:堤未果 【はじめに】今こそ日本人が知るべき、「衝撃と恐怖」のメカニズム 第1回:「ショック・ドクトリン」の誕生 第2回:国際機関というプレーヤー・中露での「ショック療法」