【100分de名著を語ろう】折口信夫『古代研究』②
こんにちは。
本日(10月13日)のclubhouseのルーム「100分de名著を語ろう」では、今月度の放送内容である折口信夫の『古代研究』からの第2回分「国文学の発生」について取り上げます。ここでは、国文学の「成立」ではなくて、「発生」という語を用いていることにも注目していきたいと思います。
これは、折口において、「古代」が「時代区分」の用語として用いられていたのではなく、あるものが「生まれてくる瞬間」のことを指している(p.6)ことと照応していると思われます。そこでは