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午郎’s BAR

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マーケティング部の近藤午郎が、出版業界の様々な話題を皆さんに向けて発信します。本の紹介ではなく、出版に関わること、書店に関わることを分かりやすく、午郎らしく、発信します。
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#ロングテール

午郎's BAR 2杯目 書店の収益源のお話。

報道ではどんな事業をしていても「書店」で一括り日本にはだいたい11,000軒くらい書店があります。以前はアルメディアと言う会社が定期的に本にそれをまとめていましたが、2013年版以降それは発売されていません。 毎年幾つもの書店が閉店していることは皆さんもご存知ですが、書店というビジネスは小売りの中でも最低レベルの粗利の中で、場所代と人件費という2大コストと闘っています。 たまに新聞やネットの記事でチェーン書店の収支に関するものを目にしますが、これらの記事はたいてい結構乱暴