書誌データについて
本記事では、外部サービスからのBookCellarへの書誌データの取り込み、登録された書誌データの取り扱いについてご案内します。
ISBN出版者記号をキーに外部サービス(JPRO/openBD)から書誌データを取り込みます
BookCellarはJPROとAPI連携を行っています。これにより、JPROからISBN出版者記号に紐づく新規、更新データを1日1回BookCellarに取り込む仕組みです(バッチ処理)。BookCellarに外部サービスから取り込まれた書誌データは、出版者ISBN記号※をキーにしています。そのため、書誌データの自動取り込みは、自社独自の出版者ISBN記号を保持していることを前提にしています。
アカウント発行時に、BookCellar事務局にて、日本図書コード管理センターに登録された出版者ISBN記号を確認、設定します。
※アカウント開設後に出版者ISBN記号を追加取得された場合は、事務局までご連絡ください。追加設定いたします。
新刊(近刊)と既刊データの区分
※JPROを利用している、または版元ドットコムからJPROにデータ共有している場合
ここからは、JPROをご利用の場合にBookCellarを利用開始時に注意いただいきたい点をご案内します、
JPROデータは更新をかけないと外部に配信されない
JPROの仕様として、既刊データおよびJPRO利用時に一括登録されたデータについては、「更新」をかけないと外部にデータが配信されない仕組みになっています。そのため、既刊の書誌データについては、BookCellarに取り込みを行う必要があります。
書誌情報の優先順位
書誌データはISBNコードをキーに管理しています。そのため、同一のISBNコードは登録できません。書誌データがBookCellar、そしてJPRO/openBDの双方にある場合、発売日を基準にして優先順位を設けています。
外部データを優先する理由として「発売日前の書誌データは変更が起こるもの」と位置づけています。特に価格は発売日間近にならないと確定しないケースも多いため、このようなルールを設けています。
と認識ください。対象は書誌データの全項目になります。発売日前にJPROの書影を変更すれば、バッチ処理によりBookCellarに反映されます。
BookCellarフロントでの見え方
BookCellarに登録された書誌データの、書店からの見え方をご案内します。
BookCellarに取り込まれた書誌データのうち、発売日前のものは「予約可能商品」に分類されます。書店は「予約する」ボタンから発注が可能です。
※出版社管理画面では、予約注文のみを抽出可能です。