かき氷の聖地、奈良へ

奈良といえば。
真っ先に思い浮かぶのは寺と大仏と鹿。

初めましては小学生のとき。
修学旅行で京都・奈良を訪れたのです。

鹿の匂いに眉をひそめたこと、大きな大仏に圧倒されたこと、宿泊先のホテルで枕を投げ合ったこと、おぼろげだけど記憶に残っている。懐かしいな。

2度目ましては今年の2月。
バレンタインの催事が終わり、大好きなチョコレート熱が少し冷めてから「奈良へ行こう！」と出かけました。

奈良はいま、かき氷の聖地と化している、という話を耳にしたから。居ても立っても居られなくなって。

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新幹線と電車を乗り継いで。
名古屋から約1時間半かけて到着。

記憶の限りでは、15年以上ぶりの訪問。京都や大阪へ行く機会はあったんですけどね、立ち寄ることはなく。かき氷を好きになったおかげで再び訪れることに。

結論から言うと大満足でした。
1日かけてかき氷と観光を楽しめたので。

当日は10時頃到着。
駅近のお店にて、朝ごはん感覚で1杯目をいただきました。（お茶碗に盛られた白米に見えなくもないですよね）

ロッカーに荷物を預けてから10分も経っていなかったと思います。そんな距離にお店があること自体素晴らしい。

駅周辺に多くのお店があるということは、嬉しくも悩ましい環境。1日で全て巡るには無理があるから、何度でも訪れたい。

続いては氷の神様を祀る神社でご参拝。

「氷みくじ」に挑戦したり「氷守」というお守りを購入したり、心ゆくまで「氷欲」を満たしご満悦。

お守りは毎年新調したい派なので、年に1回は行かなきゃね。

そして再びかき氷。
有名店の1杯は期待以上で…！

味はもちろん、見た目のシルエットや氷の中身にハートを射抜かれ、2日連続で訪れるほどお気に入り。

そこでは雑貨の販売もしていて、かき氷の刺繍入りカメラストラップと出会う、という思わぬ収穫もありました。一目惚れで購入し、今もわたしの愛機に繋がれています。

本音を言うとかき氷デザインのTシャツも欲しかった。あのお店に行けば買えると信じて。よし、半年後くらいかな。

お店から観光スポットへ徒歩で行けるのも魅力的。かき氷を1杯食べるとお腹が膨れますからね。歩くことによって汗をかき、いい感じにお腹を空かせてくれます。

そうだ、美術館や博物館めぐりもしたいな。

特に期間限定の企画展は見逃せません。2か月くらいで内容が変わってしまうので…つまりはそういうことです。

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名古屋から1時間半で行けるかき氷の聖地、奈良。

わたしの旅行はこれからも続く。

まだ見ぬお店、もう1度訪れたいお店に行かなければ。

そのうち観光スポットや鹿に飽きてくるかもしれない。

もしそうなったら「かき氷を食べたいから」というシンプルな理由だけで訪れよう。

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文・写真：わたし
イラスト：MihoMiyata

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