真の美食家は「辺境メシ」もおいしく食べる
この前テレビを見ていたら、プロデューサーのナスDが苔を食べていた。
木や地面に生えている苔をちぎってそのままムシャムシャ。
「甘い!水がいいから甘いなぁ」
自生している苔を平然とそのまま食べる姿にはなんとも言えない迫力があって、まぶしかった。究極の美食家だと思った。
その映像を見ながら、私はノンフィクション作家の高野秀行さんのことを思い出していた。
高野さんは辺境を訪ね、現地の人が食べているヘンな料理を味わう。
タイではタガメの炙りを食べて「和食に合う」と評し(ライムのよう