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世界が滅亡するスイッチが作れたらどんなにいいだろう、と慎吾は高校生にもなってそんなくだ…
■まえがき子どもがサッカーをやっているので、それにちなんだ小説を書いてみました。スポー…
■あらすじ呪わしい伝承が残る家に生まれた椿。彼女は将来有望な陸上の選手だったが、怪我と…
■あらすじ写真を撮るように、目の前の景色や出来事を書き記す「写真小説家」。それを生業とす…
※注意! 今回の短編小説には残酷な表現、グロテスクな描写が含まれますので、苦手な方は閲覧…
世界が滅ぶんだ。今日このときを以て。 パズルのピースが剥がれていくように、街が、地面…
■あらすじ 心を病んでしまった主人公が田舎の町で出会ったのはいずみというどこか妖しげな美しさを漂わせた少女だった。彼女と出会い、魅せられてしまった僕はいずみのいいなりになって死体の処理を手伝うことに。死体を処理した場所こそ、蟹の住処とされる「蟹の壺」と呼ばれる地だった。 時が流れ、大学生の「僕」は大学の屋上でいずみと名乗る女性と出会う。彼女に誘われるままにアパートへとついて行き、いずみが席を外した機会に部屋の中を検めた僕は主人公を見つける。いずみが僕を殺し蟹の餌にしようと画
右手を床と水平に伸ばし、指先の先一点にまで神経を研ぎ澄まし、行き渡らせる。左足の爪先に…
このレポートは私の膨大な研究の一部である。だが、枝葉末節だと思ってほしくはない。このレ…
■前書きこちらの小説も「うつつゆめ」と同様にPDFファイルで掲載していたものになりますので…
昨晩夫と大喧嘩をした。結婚して十年。これまでにないような激戦だった。第一次世界大戦と言…
■前編はこちら 気づくと、うつらうつらしていた自分がいた。夢見るように先ほどまでの出来事…
■前書きこの「うつつゆめ」は一番最初に公開した小説ですが、PDFファイルで公開したため、閲…
世界から花粉症が消えた。 人は花粉という自然の猛威をある日唐突に克服し、花粉が鼻先をかすめても、目がかゆくなったりくしゃみが出たりすることはなくなったのだ。 その日は二月二十八日。世界はその日を記念すべき花粉症撲滅の日として、祝日になった。 花粉症撲滅の日には、各自が花屋で花を購入するか、野の花を摘んでおく習わしとなった。そして当日の正午から、国連が生中継でセレモニーを行い、その最後に、事務総長の合図で一斉に花を食べることになっていた。 だが、世界でただ一人だけ、花